今朝の冷え込みで、秋が一気に深まったような気がする。
朝7時のオフィスの室温は17.1℃。9月以降で最低だった9月27日の17.6℃を下回った。
う~ん、そろそろ朝晩は暖房が必要な季節が近付きつつあるな…
金曜日に遅ればせながら出社した社主さまが、午前中1人でふらっと「小淵沢アウトレット」に買い物に出掛けた。
10月になってからの八ヶ岳界隈の人出は多く、特に、この週末、鉢巻道路を走行する車の数の多さは驚く程だった。
そのため、アウトレットも賑わいを取り戻しているだろうと、個人的に期待していたのだ。
だが、アウトレットから戻った彼女によると「閑散としていて、ショップの数もさらに減ったような気がするわ。」との事。
私が、実際に見たわけではないが、やっぱり「小淵沢アウトレット」は、ワーケーションのワークスペース(サテライト&シェアオフィス)拠点として企業誘致をして「再生」を図るのが、お洒落だと思う(https://triglav-research.com/?p=30417)。
私の方は、午後、オンラインの講演やミーティングの予定があるので、朝からずっとデスクワーク。
午後のミーティング前に、敷地内を10分程散策した。
最期まで粘って開花を続けてきた「ブッドレア」さん達が、いよいよ開花期の終わりを迎えつつある。
あれだけ群がっていた様々な蝶々も今日はたったの1羽しかいなかった。
そう言えばクスサンも、この2~3日はまったく見てないな。
お隣の敷地内の「巨大ススメバチの巣」を観察。
昨日まで、活発に巣の周りで活動していたススメバチの姿が、今日は無かった。
今朝の冷え込みのせいだろうか?
2~3分観察したのだが、お隣の敷地内の巨大なスズメバチの巣で活動するスズメバチは、今日は見当たらなかった。寒さのせいかな?
我が家の敷地内の広葉樹に、まだまだ本格的な紅葉の気配は無い。
唯一、オフィスウッドデッキに置いた「ショウジョウモミジ」の葉が赤みを増してきた。
春先の「深紅」の葉とは異なった柔らかな赤みである。
紅葉が本格化する前のこの時期は、敷地内で「赤い色」が目を引く。
ちょっと歩いただけで「マムシグサ」を発見。マムシグサは財産区林内にも点在している。
そうか、もうマムシグサの実が赤く熟す時期になったのか…
シュウ酸カルシウム、コニイン(コカインではない)、サポニンといった有毒成分を全草に含むマムシグサには、鹿も見向きもしない。
ツタウルシの葉もそうだが、この時期の「赤い植物」はタチの悪いものが多い。
三角地に移動すると「赤いキノコ」を発見。
こいつも「毒キノコ」の雰囲気を漂わせているな…
昆虫や植物の多くが活動期を終えようとしている、最近、敷地内でモグラの活動が活発になってきた。
今日も「芝生のフラットスペース」にモグラ塚を2カ所発見。
ホスタさん達の対鹿軍団防衛戦の役割を終える「ソーラー害獣撃退器」を2台程、このエリアに配備しようか?
対モグラ戦にも使える「震動タイプ」は「あしたか」と「いそかぜ」だったな。
だが、凍結深度が80cm以上にもなる富士見高原で、冬眠もせずに生き残れるモグラの「生命力」に敬意を表して放っておくべきだろうか?
「生命力」という観点からは「洋芝」も本当に凄いと思う。
雨が続いた9月の初旬、積もった落ち葉をちょっと取り除いて「ペレニアルライグラス」の種を手に握ってパッと蒔いた。
ただ種を放り投げた感じで、その後は一切何もしていないのだが、もうしっかりと根付いて伸び始めている。
我が敷地内で最強の植物は「洋芝」かもしれないな…
以上、「深まる秋のある平穏な日の八景」でした。