八ヶ岳「恵みの朝」—生き返るな…

昨日は早朝出勤だったので、今回の滞在では今日が「八ヶ岳で迎える初めての朝」だ。

6時前に起床し、電子メールチェックや資料整理で眠気覚まし。

その後は、マシンウォーキングを済ませ、シャワーを浴びたら7時20分頃になっていた。

オフィス室内の気温は20.7℃、湿度は50%。不快指数は67(自分で計算)、「スーパー快適」レベルである。

オフィスのデスクトップPCの上に置いた温湿度計は、今朝7時19分の室温が20.7℃、湿度が50%と表示。24時間前のデータ(下段)と比較できるので、IoT化はされていないが、それなりに便利なのだ。

珈琲マスターに「富士見高原ブレンド」をセットして、朝の「敷地内の散策」をする事にした。

しかしまあ、素晴らしい「八ヶ岳ブルー」の空だ。

今日も、The 八ヶ岳ブルーの空が広がる。

この時期、野鳥さんのレストランに給餌はしていないが、オフィス周辺の木々を様々な野鳥が訪れ、美しい囀りを聞かせてくれる。

冬の間の「ヒマワリの種」のお礼だろうか…

冬のヒマワリの種のお礼だろうか? オフィス周辺には実に様々な野鳥さんが飛来して、1日中、美しい囀りを奏でる。

梅雨が終わると、木々の中で最も存在感を誇示するのは、オフィスウッドデッキのすぐ脇に自生している「2本の白樺」である。

22年前に八ヶ岳本宅を購入した際には、共に樹高3mにも満たない幼木であったが、既に幹の直径は25cm、樹高は15m程度に育っている。

22年前には幼木だった2本の白樺も、現在では「大木」と言っても過言でない程に立派に育った。樹皮の白さは夏場にはやはり涼しげで、庭の主役となる。

春のシンボルツリーが「異形のソメイヨシノ」だとしたら、2本の白樺は「夏のシンボルツリーペア」なのだ。

敷地内には、キノコもあちこちに生え始めた。

敷地内のあちこちにキノコが生え始めた。名は知らない…
写真では大きさはわからないが、横幅は22cmもあった。

夏の庭の女王「ブッドレア」が凄い勢いで蕾を付け始めている。

「夏の庭の女王 ブッドレア」が一斉に蕾を付け始めた。開花まで10日程だろうか?

ブッドレアが咲き始めれば、敷地内を様々な蝶が舞うようになる。そんな季節まで、あと少しだ。

財産区林では「ヤマアジサイ」の群生が7分咲き程度になっていた。

ヤマアジサイの群生は7分咲き程度だろうか? メインウッドデッキから財産区林を見下ろすと、群生エリアが白く輝いて見える。
ヤマアジサイは可憐だな。ボールのような形に花がビッシリ咲くタイプの紫陽花よりも、私は林に自生する控えめなこの花が好みだな…

タケニグサや鹿軍団と違って、この可憐なお嬢さん達は「歓迎される侵入者」なのだ。

散策を終えて、ブルーベリーさん達の守護神「ぶっき~ちゃん」に朝の挨拶をする。

何故か、ブルーベリーの実が1粒だけ完熟しているのを発見。

どういうわけか、1粒だけブルーベリーが完熟していた。ブルーベリーさん達からの「今年最初の贈り物」と勝手に判断。

これは、ブルーベリーさん達からの「今年初めての贈り物」に違いない!

今日は、メインウッドデッキで、新聞をチェックしながら、珈琲とヨーグルト、そしてこの「1粒の恵み」を味わうことにしよう。

お外モーニングの選択肢は4つ。「オフィスウッドデッキ」「枕木テラス」「お庭の縁台」、そして今日の「メインウッドデッキ」なのだ。
「ヨーグルト」の中央には「恵みの一粒」をしっかりと置いた。

ガーデンベッドにもたれながら、30分程、まったりと爽やかな八ヶ岳の朝を楽しんだ。

う~ん、八ヶ岳に来ると、不思議と「生き返った」気がするんだよな…(死んだことはないけれど)

我が家の敷地に沿って緩やかにJ型にカーブを描く財産区林を眺める。

八ヶ岳本宅購入の決め手のひとつとなったのは、この「赤松・唐松と様々な広葉樹・雑木からなる混交林」なのだ。

「森林に包まれ、守られた暮らし」を切望していた私にとって、正に「理想の隣地」である。

おっと、もう8時を回ったか。ウルトラセブンの4Kリマスター版を見なくっちゃ。

メインウッドデッキからオフィスウッドデッキに移動して、楓お嬢さん達の様子を見る。皆、元気だ。

眼下には庭が広がる。

「建物にウッドデッキを付設して、庭(敷地)全体を見下ろす感じにすると敷地に対する愛おしさが増しますよ!」というのは、ある不動産屋さんのアドバイスだった。その通りだと思う!

ああっ、確かに2カ所のウッドデッキから庭全体を見下ろせるのっては落ち着くな。

本宅候補地を選定していた際に、最初にお世話になった不動産屋さんのアドバイスが的確であった事を再認識。

まあ、たまには他人のアドバイスに従うのも悪くないな…(滅多に無いけれど)