b今日の八ヶ岳 富士見高原は朝から快晴。
午前7時過ぎにオフィスデスク前の窓のブラインドを上げると、待望の八ヶ岳ブルーの空が広がっていた。
やっぱり、八ヶ岳ライフはこうでなくっちゃ!
8時からは、土曜日の朝のルーティンであるNHK BSの「週刊ワールドニュース」を視聴する。
いつも感じるのだが、COVID-19に係る報道の内容は、国内の放送局と海外とでは、かなり異なる。
現在のロシア(死者が急増)やオーストラリア(主要都市でロックダウン相次ぐ)での感染者急増の報道やその具体的データを見ると、東京オリンピックを開催できる状況とは、正直、とても思えない(別に興味ないから開催に反対しないけど…)。
ワクチンの効果や効能についても、国内の報道は「手放し礼賛・摂取推奨」一色だ。
だが、海外報道では各国でワクチン効果や将来的な副反応について、国民の「猜疑心」がかなり強く、摂取率は60%を超えた辺りから、その上昇ペースが急速に鈍る事をちゃんと報道している。
日本のマスコミってのは、政府に忖度するのに慣れてしまったのかな?
最近、ニュース番組で「マスコミの良心と矜持」を感じさせてくれるのは、TBSの「報道特集(土曜日17時30分~)」だけだ。
バイアスの掛かった我が国マスコミの報道を鵜呑みにすることは「油断大敵」。自分の目まで曇ってしまうからだ。
土曜日に放送される「週刊ワールドニュース」と「報道特集」は、私の「ORBIT CORRECTION」のために大切な報道番組なのだ!
8時50分に「週刊 ワールドニュース」の放送が終了。
オフィスのウッドデッキに出て、庭の様子を眺めた。
根詰まり状態解消のために、大型のキューブ型植木鉢に移植した箱入り娘の「ショウジョウモミジ」は、まるで何事もなかったかのように新しい鉢に馴染んでいる。
と、鉢の下の方からいきなり蜂が飛び出してきた。アシナガバチだった。
おやっ、何か怪しいぞ?
オフィスウッドデッキの下は、前回滞在時に蜂の巣がない事を確認したばかりだ。
だが、蜂が飛び出してきた辺りを探すと直径7~8cmと思われる巣があった。
アシナガバチも2匹いたので、直ちに「駆除作業」を開始。
「ハチアブ マグナムジェット」で奇襲攻撃をかけたら、2匹の蜂は飛び去っていった。
10分程して再び巣を観察。ナルホド、見事に見つけづらい場所に巣を作ったものだな。
加えて、1辺が50cmあるキューブ型の鉢の真下なので、巣に雨が当たる心配は皆無だ。「賢い選択」である。
放っておけば、2×10材の補強根太の隙間を使って細長い巣を作ったことだろう。これも「油断大敵」だな。
周辺に蜂はいなかったので、そのまま炭挟みでつまんで、オフィスウッドデッキのガーデンテーブルに運んだ。勿論、観察するためである。
デジタルノギスで計測した直径は7cm強。
直径が10cmを超える前に「早期駆除」というのが「対蜂戦線」の基本戦略なので、とりあえず「セーフ」だった。
しかしまあ、「蜂の巣」のハニカム構造はいつ見ても美しいな。
このような「芸術作品」を作り上げるという点については、蜂に敬意を表したくなる。
それにしても、ウッドデッキの下、それも根太と根太の狭い間に蜂が巣を作るなんて、22年目を迎えた我が八ヶ岳ライフにおいて初めての経験である。
自分が蜂の立場になって考えてみた。こんな場所に巣をわざわざ作るという事は…
そうか「今年はスーパー台風(特に強風の)に直撃されるリスクが高い」に違いない!
自然現象や生物の行動などから気象を予測することを「観天望気(かんてんぼうき)」と言う。
トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所 所長である私は「今夏・今秋のスーパー台風警戒宣言」を発する事に決めた!