雨の日「パンドラの部屋」の魔力

2X4ガーデンファニチャーや枕木駐車場を補修するために注文した部材が昨日までにすべて届いた。

今日の午後、社主さまに手伝ってもらって一気に作業をしようと計画。

だが、八ヶ岳富士見高原は午後2時過ぎから雨模様。

夕方にはかなりの雨量となったので、結局、お庭の作業は見送りとなった。

さあ、代わりに何をしようか? そうだ「森林」に関連した2冊の本を探してたんだよな…

最近、銀行のSDGs関連のプロジェクトの一環で「森林・林業再生を通じた地方創生」風の資料を作成した事があり、それ以来、かつてはかなり真剣に学んだ「森林」に関する書籍を読み返す事が増えてきたのだ。

書籍は「森が語るドイツの歴史」と「森なしには生きられない」の2冊。15年以上前に読んだ本なのだが「良著」としての印象が強かった。

自宅書斎に置いてあるものと考えていたのだが、今回の八ヶ岳オフィス出社前に探しても見つからなかった。

八ヶ岳本宅のホビールームの方だったかな? ちょうど良い機会だから、探してみよう。

八ヶ岳本宅ホビールームの広さは約4畳。オフィスをセルフビルドする以前は「八ヶ岳の書斎」として仕事に使っていた部屋だ。

現在では、DIY、車、旅行、八ヶ岳関連等々、文具系以外のホビーの書籍保管庫とその他諸々の「趣味の残骸置き場」と化している。

別名は『パンドラの部屋』。

足を踏み込むと「予期せぬ無駄な時間」を費やす事になるので、それなりの勇気と覚悟が必要だ。深呼吸してから部屋に入った。

幸い、2冊の本は探すまでもなく、すぐに見つかった。

今回探していた2冊の本。良著であると同時に思い出がある。かつて日本銀行勤務時に森林インストラクターの試験勉強をしていた。「森なしには生きられない」を昼休みに読んでいた際に、隣のチームに所属していた若きセントラルバンカーが近付いてきて「その本、私の父が翻訳したものです。」と爆弾発言。2冊共、彼のお父上が本当に翻訳した名著だった。「凄い偶然」に驚愕した。

そして、その近くに「ログハウス・ライフ」に関連して読んだ本が並んでいた。

ログハウス本もかなりの数読んだが、この3冊は面白かったな。Amazonで調べたらすべて絶版になっていた。今となっては貴重な思い出だ。

ああっ、懐かしいな… 思わずパラパラとページを捲ってみた。

その上の段には、DIYを本格的に始めた頃に読み漁ったムックがズラッと並ぶ。

DIYは誰かに教わるわけじゃなくて、道具を揃えながら、片っ端から本を読んで知識インプットから入って行っんだよな。これは当時読んだムックの一部分に過ぎない。

「何かを始める時は、形(道具類)から入り、知識は本(活字と写真)から吸収する。他人からは教わらない。」という基本方針は昔から変わっていない。

外壁側に目を転じれば、かつて使っていた「斧」や「鉈」が掛かっていた。

斧と鉈は久しく使っていないな。手入れをしてあげなくっちゃ…

最近使ってないから手入れをしなくっちゃ!

リビングとの仕切り壁には「世界の名戦闘機」のミニチュアコレクションがズラッと並ぶ。

去年の年末は、埃払いを忘れたような気がする…

久し振りに埃を払おうかな。

再び書棚に目を転じれば戦闘機のDVD全24巻が綺麗に並べてある。

世界の名戦闘機を紹介する全24巻のDVD。これノートくんにリッピングして、外出時に楽しもう!

これって暇な時にノートくんにリッピングしよう。

その隣には、BCLラジオ関連の懐かしき雑誌が手招きしていた。

マズいぞ。本当に、パンドラの部屋の魔力に取り込まれてしまいそうだ。

「雨の日」は、特にパワーが増すんだよな…