八ヶ岳での山籠もり期間を一時的に中断し、昨日と今日は千葉の南房総市に滞在。目的は父の主治医の先生との面談と定期検査に立ち会うため。
この定期行事が終わると、私は本当の意味で「決算分析のバトルモード」にトランスフォームする事になる。
我が生まれ故郷は過疎が進み、人間が少ないという意味では八ヶ岳以上だ。
気温の差は驚く程で、昨日など、どこに行っても半袖姿の人がほとんど。
生まれ育った町のかつてのメイン商店街をD4で走行すると、シャッターが閉まった店の多さに驚く。
映画館、JRの定期特急等々、私が子供の頃は有ったのに、現在はなくなってしまったモノは沢山ある。
一方で、私が子供の頃にはなかったのに、やたらと目立つようになったのが「道の駅」だ。
南房総を訪れた際の社主さまとの共通の楽しみが「道の駅巡り」である。
社主さまのお目当ては「お花」「農産物」そして「海産物」。
今回も「おおつの里 花倶楽部」「三芳村 鄙の里」「ローズマリー公園」「和田浦WA・O!」そして「富楽里とみやま」と計5カ所の道の駅を訪れた。
まあしかし、見事にどこに行っても、花・花・花…
最初に訪れた「おおつの里」では、いきなりブーゲンビリアに出迎えられた。同じ花でも「八ヶ岳」とは雰囲気が全然違う。
「キンギョソウ」の花摘みは、料金を確認したら「無料で摘み放題」との事。社主さまの目が妖しく光り、キンギョソウ摘みに熱中したのは言うまでもない。
結局、行く先々で切り花を含めて様々な花を買い、安くて新鮮な寿司に舌鼓を打ち、南房総特産のお土産を買ってD4の荷室はいっぱいに…
ついでに、私は大好物のソフトクリームを味わった。
かつて私は「道の駅」の花に興味はなかった。子供の頃から、花なんて1年中咲いていて当たり前の環境で育ったからだ。
だが、最近は社主さまと「花を巡る旅」を続けるようになったためか、今回は結構楽しめた。
Noteくんにインストールしたばかりの「Picture This」で片っ端から花の「判定」をして、その精度の高さにちょっと感動。
COVID-19の影響で、道の駅のほとんどは午後4時で営業終了(さすがに早過ぎる)。お客さんの数も、前回2月に訪れた時よりも、かなり減ったように感じた。
まあでも、そんな事は咲き誇る花々には何の関係も無いのである。
今朝は、海の上に昇る「朝陽」の美しさに、思わず魅入ってしまった。
八ヶ岳では朝陽と夕陽を愛でる事がすっかり習慣化しているが、「海と朝陽」も悪くないな…
With COVID-19時代になって人間の「生活習慣」は大きく変わろうとしている。
だが、自然界の大きな営みは、そんな事には、まったくのお構いなしで「悠然」としている。
そうか!だから最近、一段と「自然」に心惹かれるようになったんだな…