スマホ機種変のお供をした—3つの疑問と…

昨日はお昼の時間帯を利用して、auの長坂店に社主さまのiPhone機種変更のお供をした。

私自身のスマホ等の機種変手続はネット上で対応するのだが、社主さまは実機を確認したいとの事。

我が家の場合はキャリアをどこにするか迷う必要は無い。

なぜなら、八ヶ岳本宅&オフィスでは、auはアンテナ全部立ちなのだが、ドコモはアンテナが辛うじて1本立つか立たないかの状況だ。ソフトバンクは、ドコモよりもちょっとマシな程度。au選択は必然なのである。

スマホの契約に関しては、①最新機種(私の場合は、加えて最高スペック)を ②アップグレードプログラム(現在は、かえトクプログラム)を使って ③2年毎に機種変更するというのが、我が社(家)の基本方針。

社主さまの場合は、iPhone XRの使用が2年になったので、ショップの店頭で画面サイズを確認し、結局、iPhone 12 Pro の128GBに機種変決定。

私と違って「iPhoneじゃなきゃ駄目」派で、加えて「カメラ機能重視」という明確な機種判断基準があったので、iPhone12との選択で迷うことはなかったようだ(機種選択でも手間が掛からないタイプ)。

私個人としては、かえトクプログラムを利用しつつ、UQやpovoに乗り換えることが可能か否か、可能であればどのようなタイミングで乗り換えるのが最良か、月次の料金がどの程度減るか等について興味があった。

そのため、店頭のカウンターで社主さまの隣に座って、対応してくれた店員さんの話を珍しく真面目に聞いた。

う~ん、auの継続利用だけならわかりやすいが、UQやpovoが加わってくると私でも結構、戸惑うぞ。それに、料金だけでは判断できないメリット・デメリットもかなりある。

まあでも、UQに乗り換えた場合の料金は予想以上に安くなるな…  社主さまは、6月にUQへ乗り換える事をほぼ決意したようだ。

ここでスマホに係わるひとつめの疑問。世の中、どの程度の人が、この複雑と言うか、わざとわかりづらくしたような料金体系をしっかりと理解できているのだろうか?

2年毎の機種変更のタイミングが訪れる度に難解さを増してきたような気がしてならない。それとも、加齢のために私の「理解力」が衰えつつあるのだろうか…

一連の手続を終え、初期設定やデータ移行のタイミングになった。

と、ここで、現在ではこれらの手続をフルパッケージでショップに依頼すると4,000円強の料金が必要な事が判明。以前はショップで無料対応してくれるのが当たり前だったのに…

どうやら、今年の2月下旬に「店頭設定サポート」なる有料サービスに移行したらしい。他の2大キャリアも同じようだ。

iPhoneなんてiCloudにデータバックアップが出来ていれば、基本設定やデータの移行なんて簡単なので、当然ではあるが、自分達で手続きすることにした。

と言っても、結局、作業するのは、ほとんど私なのだが…

ここでふたつ目の疑問。わざわざお金を払って、データ移行なんて簡単な手続をしてもらう人なんているのだろうか? いるとしたら割合を知りたいな。そういう層がキャリアにとって「金のなる木」なんだろうな。

ふと思った。COVID-19対策として、来店客1人当たりの滞在時間を短くするための措置なのかな? だとしたら悪くないかもしれない。

八ヶ岳オフィスに戻ってから、LineやSuicaなどの旧機種手続から始め、設定引き継ぎやデータ移行等、定番の手続を進めた。

Galaxy間のデータ移行等は「芸術的」と言える程に容易なのだが、iPhone間もそれに匹敵する程に簡単である。

最後は新機種へのSIMカードの移動。相変わらず iPhoneは、microSDカードによるメモリ増設が出来ないんだな。これが、Apple製品に関して私が一番気に入らない点だ。

GN20Uは1TBまで増設できるぞ!

SIMカードを入れ替えた。相変わらず、メモリーカードの増設は不可か… Appleは偏屈というか、強気だな。

すべての新機種移行手続を終えて、新旧 iPhoneと私のGN20Uを並べてみた。

GN20Uと社主さまの新旧iPhoneを並べてみた。中央が新機種 12 Pro、右が旧機種 XR。確かにGN20Uのサイズは社主さまには大き過ぎるだろうな…
写真ではわかりずらいが、12 Pro(中央)の画像(ディスプレイ)の美しさはXRとは比較にならない高レベルである。12 Proは、有機ELだな…

確かに社主さまには、このサイズが使いやすいんだろうな。

ところで、iPhone 12 Proって、どんなスペックなんだ? 当然、5G対応で、A14 Bionicチップか。確か新しい iPad Airも同じの積んでたな。

カメラ・ビデオ機能の豪華さには、正直、唖然。私が予想していた以上の高スペックだった。

スマホのカメラ機能は凄い勢いで「進化」している。XRのレンズのシンプルさが逆に新鮮だ。
カメラ高機能化の代償として、カメラ部分の出っ張りが目立つ。私はこれが大嫌い。両機種共に、真っ先にカメラレンズ保護用のガラスシートを貼り付けた。
カメラ部分の出っ張りが許せない私は、GN20Uの裏面がフラットになるように、ケースとカメラレンズ保護ガラスの厚みの組み合わせまで考慮している。

最上位機種のiPhone 12 Pro Maxは、もし、GN20UにS-Pen機能がなかったら機種選択の際に迷うかもしれない。

ここで、みっつめの疑問。社主さまは、この高スペック&多(高)機能のスマホをどの程度理解して、十分に使いこなしているのだろうか? これは世間一般のスマホユーザーに関しても感じる疑問だ。

もうとんでもない「オーバー・スペックの時代(過剰機能に対する過剰なコスト負担)」に突入している気がするぞ!

スマホの世界に『伏魔殿』の臭いを感じるな…