10年毎に考える「住まい」の事—やっぱりログハウスが好きだな…

今日、東京での2件の講演や諸々の面談・情報収集を終え、今回の講演週は明日の地方出張を残すのみとなった。

その後、銀行の決算発表が本格化するGW明けまでは、11月初旬と並んで、1年の内で最も落ち着ける(ノンビリ出来る)時期が到来する。

(本来は、4月の第1週からそんな時期なのだが…)

この期間は可能な限り八ヶ岳に滞在して、山のようにある「やりたい事」に取り組む計画だ。

今日の講演から戻り、八ヶ岳に持って行く専門書の整理をしていたら、書棚の隅から懐かしい本が現れた。

タイトルは「格安で出来るログハウス獲得術」。発行日は2000年5月20日。

自宅書斎の普段は開かない書棚の隅から「巨樹・巨木」の本(図鑑)と一緒に、超懐かしい「ログハウス」関連本が現れた。
発行日は2000年5月20日。八ヶ岳本宅を購入し、ちょうど八ヶ岳ライフをスタートさせた頃だ。おそらくもう「絶版」だろうな…

実はこの本、八ヶ岳本宅を購入した後、ログハウスに関する知識を深めるために最初に買ったログハウス関連本だった(購入するためでなく、購入後に買ったので順番は逆なのだが…)。

ログハウスの構造やメンテナンスのための知識を得る上で、とても役立った本だった。

参ったな。こんな20年以上も前の本まで出てくるなんて….

別に意識(意図)したわけではないが、これまで30歳、40歳、50歳という節目の年に、何故か「住まい」に係わる大きな変化が訪れた。

30歳と50歳は、それぞれ新百合ヶ丘の自宅購入と八ヶ岳オフィス建築(セルフビルド)を検討し始めた年であり、40歳は八ヶ岳本宅の購入を終え、八ヶ岳ライフを本格的にスタートさせた年だ。

そして今年の秋には、再び大きな節目の60歳(還暦)を迎える。

現時点では、基本的には「2拠点生活」を今後も続ける計画で、そのひとつの核が「八ヶ岳」である事は決まっている。

だが、もうひとつの拠点については、これから新たに探すのも有り得るし、現在の自宅、家内が相続した自宅から車で10分程の土地、或いは、南房総市の実家等々、処分も含めた様々な選択肢がある。

そういった意味では、これまでよりは複雑な意志決定をせねばならない。

だが、既に、社主さま(家内)と見事に意見が一致している点がある。

それは「やっぱりログハウスがイイよね!」である。兎に角、2人とも理屈抜きで「ログハウスが好き」なのだ。

そんなわけで、実は前回の八ヶ岳滞在時「高遠城址公園」にお花見に行ったついでに「BESS 駒ヶ根」の展示場に見学に行ってきた。

別に事前に計画していたわけではなく、D4で走行中に展示場の案内板を偶然に見かけてフラッと立ち寄ったのだ。

BESSの展示場が駒ヶ根にあるなんて全然知らなかった。八ヶ岳本宅を購入する前に、BESS(当時はビッグフット)の東京の展示場にドームハウスを見学に行ったな…
約1,000坪の敷地内に様々なタイプのログハウスが建っているが、見学できるのは3棟。この角ログが一番古いのだそうだ。
庭作りにも参考になる。やはり色々なところで「枕木」を活用していたが、その本数では我が家(350本)の圧勝だな…

でも、こういった「偶然」が、人生においては重要な「サインポスト」となる事を私は何回も経験している。

そして、今日の「ログハウス獲得術」との再開が重なったのだ。

最近はこのタイプが売れ筋のようだ。壁も屋根もガリバリウム鋼板。確かに、時々見かけるな…
上の「売れ筋モデル」の室内。外部と違って、内部はログハウスの雰囲気を味わえるようになっている。
「和」の佇まいのログハウス。これは私達夫婦の好みではない…

う~ん、これはいよいよ「3棟目のログハウス」に向けて始動すべしとの啓示かな?

何となく「楽しい予感」がしてきたぞ…

 

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