新たなる戦いの序曲2021—春、鹿軍団との知恵比べが始まる

自宅書斎の隣の部屋にもウォーキング・マシンを設置して、ほぼ6ヵ月が経過した。

八ヶ岳オフィスに置いている機種と同一メーカーの同一シリーズを選んだので、朝のマシン・ウォーキングをしている時だけは、八ヶ岳ライフの気分に何となく浸れる。

歩きながら自宅庭の様子を眺める事が出来るのも影響しているのかもしれない。

今だとクリスマスローズや社主さまが八ヶ岳で購入してきた花々が咲いている。30分のウォーキングを終えた後、ちょっと庭に出てみた。

マシン・ウォーキングしていたら自宅庭のクリスマスローズが満開である事に気が付いた。
自宅の花達は幸せだな。鹿軍団の被害とは無縁なのだから。

おっと、ホスタさん達がもうこんなに育っているんだ。

しかしまあ、柔らくて美味しそうな葉だな。鹿の大好物である事がよくわかる。

自宅のホスタはもうここまで大きく育っている。自宅のホスタの種類は3~4種だが、八ヶ岳オフィス周辺には30種類程のホスタさん達が植えてある。これだけは社主さまではなく私が買い揃えたのだ。
しかしまあ、ホスタさん達を改めてよく見ると「美味しそうな葉」だな…

今年は暖冬のためか、植物全般の生育がかなり早い気がする。

これは、私と「鹿軍団」のホスタを筆頭とした庭木や花々を巡る攻防戦が、例年よりも早く始まる事を意味するのである。

冬の間の庭木の保護は「銀のスカート作戦(銀シートバリア眩惑作戦)」が今年も奏功。前回八ヶ岳滞在時に「被害は皆無」であった事を確認済みである。

今年の冬も「銀のスカート作戦」の効果は絶大で「私の圧勝」だった。サクラ、カリン、ナナカマド等の鹿の食害は完全に封じ込めている。

主戦場は、これから始まる「ホスタ防衛戦」である。

ブッドレアや(屋久島)馬酔木のように鹿軍団が好まない「忌避系植物」と異なり、ちょっと油断すれば「ご馳走ありがとう」ってな感じで、情け容赦なく囓られて壊滅的な被害を受けるからだ。

ちょうど5年前、私の油断から「結界石」を置く前に、ホスタさん達の新芽をほぼ壊滅させられた時の「怒り」は忘れられない。
鹿軍団のホスタさん達への攻撃は、こんな具合に容赦がない。「無慈悲」という言葉は、こういう状況を指すのだろう…

昨年のホスタさん達の開花期までは、結界石《改》の効果が絶大で私が圧勝していた。だが、開花期が終わろうとする頃にかなり甚大な被害を被った。

私の油断で結界石の環境配慮型クレオソートの臭いが弱まっていたのか、それとも、鹿軍団が結界石に慣れてしまったかは不明。

2019年と2020年に使った結界石《改》のベースとなる火山岩。効力が薄れてきて、昨年の開花期後半にはホスタさん達はかなりの被害を被ったのだ。
今年は、結界石《改》を結界石《改Ⅱ》に改良する必要があるな!

終盤の敗戦の要因を十分に分析できないままで、今年の春を迎える事になった。現時点での新たな対策は皆無。

鹿軍団の侵入状況を観察するために、昨年秋に、ホスタさん達が密集するオフィスエントランス周辺を監視できる暗視機能付きのライブカメラを設置した。

このライブカメラを「新戦力」として期待したのだが、冬の間は鹿軍団が近付いた気配はなく、相手の手の内が読めない。

オフィスのエントランス周辺はホスタさん達の「密集地帯」。ここに真夜中でも監視撮影可能なライブカメラを新たに設置したのだが、これまでのところ侵入してくる鹿軍団の画像は残されていない。

次回出社時には、まずは結界石《改》のベースとなる火山岩の選定からやり直す事にしよう。

そうだ、ウッドデッキで保護してきた「自生の楓」3本の移植をする時期だな。

楓系も鹿軍団の大好物だ。こちらの対策も考えなければならないぞ。

春の訪れが鹿軍団との「新たな戦いの序曲2021」を奏でる…

 

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