八ヶ岳オフィス周辺は午前8時頃から濃い霧に覆われた。
霧が音をすべて吸収してしまったかのように静かで、まるで3月8日の「霧の朝(https://triglav-research.com/?p=31227)」を再現したかのようだった。
午前10時になっても霧は晴れず、大袈裟ではなく視界数mといった状況の中、社主さまと恒例の「茅野への買い出し」へと出掛けた。
高度が下がれば霧は薄くなるだろうと予想したのだが、旧立場川橋梁の辺りまでは霧の濃さは変わらなかった。
霧の中に浮かぶ錆びて朽ちた鉄橋ってのもミステリアスだなと思ったのだが、霧が濃すぎて撮影不能。
その後は予定通りに、茅野で買い物やランチを楽しんで気が付けば午後1時を過ぎていた。
当初はオフィスに戻る予定だったのだが、何故か、井詰湧水のご神木(モミの木)に無性に会いたくなった。
3月9日に井詰湧水を初めて訪れた際は私の単独行。井詰湧水に行ったら、そこに巨大なモミのご神木があったので、あくまでも「偶然の出会い」だった。
だが、今日は、何となくご神木に引き寄せられているかのような気分。まあ、社主さまにあのご神木のパワーをお裾分けするのも悪くはないかな…
そんなわけで国道20号を茅野から小淵沢へと向かった。すずらん池着は1時40分、7~8分歩いてご神木「小淵沢のモミ」に到着。
社主さまは、ご神木が予想していたよりもはるかに巨大だったようで、始めは驚き、その後は大喜びだった。
私は改めて、このご神木の周辺が「特別な場」である事を実感。
ここは「井戸尻遺跡」周辺と同じく、八ヶ岳滞在中にふらっと訪れるべき「パワースポット」であると確信した。
「ご神木」の定義は定かではないが、私にとって、昨日訪れた「わに塚の桜」もまた「神様の木」だった。
「わに塚の桜」が樹齢330年、「小淵沢のモミ」が樹齢500年で、合わせて830年か…
エンジェルナンバー「830」の意味って何だったかな?