我が社独自の「非常事態宣言」を発令して今日で3日目。既に、2回の非常事態宣言ライフを経験しているので、COVID-19への対応策の基本はしっかりとわかっている。
最も大切なのは「人に会わない事」だが、実は「楽観的(好意的)に物事を捉え、些細な事に喜びを見出す事」も精神衛生上重要である。
例えば、政府の緊急事態宣言解除のタイミングをどう評価すべきだろうか?
東京オリンピックの聖火リレーを緊急事態宣言下でスタートさせるわけにはいかなかったのだろうが、足元の新規感染者数の動向を見る限りは「最悪」のタイミングであったように思える。
だが、客観情勢よりも自己都合を清々しく優先した「秀逸なブラックジョーク」と考えれば「絶妙の英断」であったような気がしてくる。
聖火リレーだって同じだ。聖火が消えたり、火がついていないトーチを掲げてランナーがほぼ1区間を走るなんてトラブルも「最上級のドタバタ喜劇」だと思えば微笑ましい。
聖火リレー出発式の大会組織委員会公式You Tubeの画像が低画質(あれは非道い)であった事も、幅広い視聴者層にWi-Fi環境に問題がないかチェックさせる機会を与えたという意味では有意義であったと言えるだろう。
こういう「与党総会屋(特殊株主)さん」的発想トレーニングは、With COVID-19時代には必須のような気がする(「無慈悲な皮肉訓練」とも言う)。
かくいう私は、今日はドップリと些細な喜びに浸った。
八ヶ岳は朝から快晴。しかも暖かく、ログハウスの調温調湿効果に助けられ、朝の8時から午後7時迄暖房無しで過ごす事が出来た。3月なのに暖房不要なんて八ヶ岳ライフにおいては珍しい事なのだ。
お昼前に届いた郵便物は「Land Rover Laboratory(LRL)」と「趣味の文具箱」だった。仕事の合間に読む「趣味の雑誌」の組み合わせとしては最高である!
しかも、日本野鳥の会のバードメイト寄付の記念バッジまで一緒に届いた。2021年は「シマアオジ」。これでバードメイト寄付のバッジは19個目だ!
オフィスの壁に掛けたバッジケースは40個ですべてが埋まる。残すところはあとわずか21個。私は、今年の9月で還暦なので81歳には「結願」だ。もうゴールが見えてきたな。
今日も午後4時半前には予定していた仕事をすべて終える事が出来た。やはり八ヶ岳オフィスだと業務の効率が大幅にアップするな。
庭に出るとまったく寒さは感じなかった。八ヶ岳ブルーの空は今日も美しく、庭に長く伸びた木々の影はまるでバーコードのようだ。
GN20Uをかざしてバーコードを読み取ったら、何も表示されなかったが…
お庭の縁台に寝転がって「LRL」をパラパラと捲った。う~ん、やっぱり「旧DEFENDER」は武骨で本当にカッコいいな。
ミニカーは、D4とDEFENDERの2台を所有しているが、明日の朝、目覚めたらDEFENDERが実車になっている なんて事はないよな…
と、こんな具合に徹底的に「美点凝視」を貫けば、With COVID-19時代もそんなに悪くはないように思えてくるのだ。