今年の1月に「With COVID-19時代」は、1ヵ月の内、2~3日は「無軌道・無計画な日」を持とうと決めた(https://triglav-research.com/?p=29868)のだが、3月になってからは、仕事が多忙で実践できないでいた。これじゃあ駄目だな…
幸いな事に、一昨日の「3時間の完全休息」後は仕事の効率が劇的にアップ。その結果、週内に予定していた仕事に関しては、すべてを終わらせることが出来たのである。
そんなわけで、急遽、昨日は丸々1日を「完全 day off」とする事に決めた。まあ、こんな具合に自由にスケジュールを組めるのも「零細企業経営者の特権」なのだ。
午前中に、社主さまとちょっと早めの彼岸のお墓参りを済ませ、そのままランチへ。我が社独自の「非常事態宣言発令」は秒読み段階なので、3月中はこれが最後の外食かな?
ランチの間に、午後はどこに行こうかという話しになった。通常であれば私が綿密なプランを組むのだが、今日は「無軌道・無計画の日」なのでそんな物はない。
特に理由は無かったのだが、何となく「奥多摩の方にドライブ」という事に決定。そのままふらふらと一般道を「あきる野」辺りまで走行したところで「奥多摩」というのはかなり広いエリアである事を初めて知った。
やっぱり何か「目的地」が必要である。 奥多摩のお勧めスポットみたいなのを検索したら東京都檜原「都民の森」というのがヒットした。
解説には「東京都の西端の三頭山に近く…」などと書かれている。「三頭山か。東京にもトリグラフ(三峰の山)ってあるんだ…」というたったそれだけの理由で「都民の森」なる地に向かう事になった。
あきる野で、D4の運転を山道(悪路)が得意な社主さまに代わってもらい「都民の森」着は午後2時40分。もっと田舎なのかと思ったが、道路も整備されており快適なドライブウェイだった。
さあ、自宅に帰ろうかと思ったら、施設案内板に目が止まった。いくつかハイキングプランが示されていたが、そのうちのひとつ「三頭大滝コース」は目的地まで900mの「散策コース」と記されていた。ああっ、軽装で普通に歩けるんだ。
折角だからこの「三頭大滝」を見に行こうという事になった。ちょっと前にWOWOWで観た「滝を見にいく」っていう7人の普通のオバさんっぽい人達が主役の映画がイイ感じだったからかな?
散策の途中で、周辺が杉と檜ばっかりなのに気が付いて「花粉症発症」を危惧したのだが、結局、何の症状もなかった。これで、2シーズン花粉症とは無縁の生活を送っている。私の「花粉症克服」は間違いなさそうだ!
散策道は木材チップが敷き詰められて、見事に整備されていた。正に「森林セラピーロード」といった感じである。
30分程歩いて目指す「三頭大滝」に到着。滝の迫力は事前予想をちょっと下回ったが、フィトンチッドとマイナスイオンをタップリ浴びて気分爽快。
結局、1時間強滞在し「都民の森」を後にした。再び急カーブが連続する山道を上野原ICまで社主さまが運転。その後は勝手知ったる「中央道」を私が担当。普通の夫婦なら逆だろうな。
府中スマートICで中央道を下りて、新百合ヶ丘の自宅に着いたのが午後6時前だった。
こうして急遽決まった「無軌道・無計画 Day」は無事に終了。
こういう「糊代(のりしろ)」みたいな時間が大切なんだよな…