八ヶ岳に周辺に数多く点在する「縄文遺跡」を訪れると、その環境の素晴らしさに感動する。
With COVID19 の時代を生きる私にとって「最上級のパワースポット」であり「聖地」とも言い得る特別な場所である。
そして、その「聖地」は「八ヶ岳ブルー」の空の下で、一層、神々しさを増すように思える。
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「八ヶ岳縄文聖地巡礼」の第2回は、国宝土偶「縄文のビーナス」さまの出土地である「棚畑遺跡」だ。
八ヶ岳オフィスからは約20km、車で25分程の場所にある。
日本電産サンキョー株式会社茅野事業所の一角に「国宝土偶出土地 棚畑遺跡」と刻まれた巨大な石碑があり、ここが「縄文の聖地」であった事を誇示している。
石碑以外には、縄文のビーナスさまに関する解説板が立っているのみ。
だが、東に「八ヶ岳」を仰ぎ、南西側には広大で緩やかな傾斜地が広がり、その開放感は素晴らしい。
この地で思いっ切り深呼吸を数回すると、体中が浄化され、パワーが漲ってくるような気がする。
発掘された「縄文時代中期(約5,000年前)」の住居址は146箇所。当時の特産物であった「黒曜石」の交易・交流の拠点として繁栄した集落のようだ。
この地を選んだ「縄文人のセンス」に、ただただ感心するばかり。
私は、当時は八ヶ岳西南麓が「日本(縄文)の首都」であったと信じている。
だとしたら、棚畑遺跡は、現代で言うところの「東京 日本橋・大手町界隈」であろうか?
尖石縄文考古館で「縄文のビーナス」にご対面した後に、是非、足を伸ばして訪れて欲しい「特別な場所」である!