社用車遠距離通勤の楽しみ—「移動する書斎」そして「貨物車」

朝6時50分に愛車D4で新百合ヶ丘の自宅を発った。八ヶ岳オフィス出社は先月の23日以来だ。

早朝の社用車遠距離通勤は、八ヶ岳にオフィスを構えた事の楽しみのひとつである。AIやロボットに可能な事はどんどん委ねてしまおうと決めているのだが「大好きな車の運転」だけは絶対に譲らないつもりだ。

運転開始と共に、Galaxy Note 20 UltraでSpotifyのウィジェットをタップして、 S.E.N.S.のプレイリストをシャッフル再生。「人と時と風の中へ」の美しいメロディーが Harman Kardonのスピーカーから流れ始めた。さあ「思索と癒しの通勤時間」のスタートだ。

平日の時間帯であれば「大嫌いな渋滞」に巻き込まれる事はまずない。中央道に乗った後はクルコン設定して巡航速度運転なので、大好きな音楽に浸りながら、周囲の山々を眺め、頭の中で講演資料の構成を考えたりもする。

不思議なのだが、長坂IC手前で八ヶ岳の雄大な姿を正面に見ると良いアイデアが頭に浮かぶ事が多い。今日は、何故か終わったばかりのNHK朝ドラ「エール」の最終話で、故志村けんさんがニッコリと笑うシーンを思い出した。あれは、NHKのイイ仕事だったな..

長坂IC手前の八ヶ岳が正面に見える場所まで来ると不思議とアイデアが閃く事が多い。

そうだ、次の講演タイトルには「エール」という言葉を使おう。「地域銀行に送る最後のエール」なんてお洒落だな! D4は「移動する書斎」でもあるのだ。

オフィス到着は8時55分。コンビニ立ち寄りを含めて1時間55分の通勤時間だ。平均速度76km/h、平均燃費7.8km/ℓ も含め、我ながら安定した運転である。

通勤時間はコンビニ立ち寄り時間を含めても1時間55分。2時間以内である事がとても重要なのだ!

今日は荷物が多いので、枕木駐車場ではなくテラスに駐車。ここは「柳生博」師の教えに従ってセルフビルドしたスペースだ。確か「愛車のために敷地内で最も良いスペースを確保しろ」みたいなお言葉だったかな?

この枕木駐車場も大型SUV2台が余裕で駐車可能。
枕木スロープをバックで進み枕木テラスの駐車スペースに到着。敷地内で使った枕木は約350本。車用に調達したようなものだな…

このスペースは、D4や前愛車ランクル100のような車重2.5t超の大型SUVを駐車してもビクともしないような構造にしてある。

枕木テラスのD4駐車スペースは車止め用の枕木で区切ってある。手前の枕木は車重2.5t超の大型SUVの重さにも耐える構造。
枕木テラスの駐車スペースは本宅とオフィスの間に位置する。愛車に敬意を表した一等地である!

今日は、自宅で解体したパーゴラの残材等を運搬するためにD4はまるで「貨物車」。

今回は工具、自宅で伐採した木の幹、パーゴラの残材等、まるで貨物車のようだ。

フルフラット化できる荷室の積載量のお陰で、この冬の「焚き火の材料」は十分に確保出来た!

伐採した庭木も乾燥させてしっかりと焚き火の材料とする。
パーゴラの残材は焚き火の即戦力だな。

「動く書斎」に「貨物車」か…. このタフでパワフルな社用車の万能ぶりに感謝しつつ、柳生さんの「愛車には一番良い場所を」との言葉を噛み締める。

どうしてD4は運転していて疲れないのだろうか? ディーラーのセールスが会う人会う人「疲れない車」と説明していたのだが、実際にそうなのだ。英国車ってそんな感じなのだろうか??

因みに、社用車だからタックス・メリットでも貢献大なのだ!