今日から6月。早い銀行は、今月の中旬頃には有価証券報告書を発行してくるので、それまでに決算短信ベースの決算分析を終えねばならない。そんなわけで、今日も朝からオフィスでPCと睨めっこの作業が続いた。
仕事にちょっと疲れた時は、今や数少なくなった「紙版の雑誌」をパラパラと捲って、サラッと眺めるのがちょうど良い。「趣味の文具箱」「ドゥーパ」「BE-PAL」、そして「八ヶ岳デイズ」がそのために、オフィスのオットマンの上に置いてある。
おっとイケない、年間購読の更新をしてオフィスに届いていた「LAND ROVER LABORATORY(LRL)」の第51号を忘れていた。LRLは隔月発行で、電子版の発行は無いし、普通の書店にも並んでいない「希少な雑誌」だ。
1年前に偶然、発行者の方のブログでその存在を知り、第45号から購読開始。私が大好きな昔の四角い Land Rover車を(おそらくは高額の維持費を注ぎ込みながら)大切に大切に乗り続けているマニア向けの雑誌だ。毎号登場する車の格好良さとオーナーさん達のお洒落なライフスタイルにすっかり魅了されている。
特に、旧DEFENDERのあの武骨でありながら洗練された佇まいにはウットリしてしまう。八ヶ岳界隈には、旧DEFENDER乗りのオーナーさんが何人かいるようで、原村のたてしな自由農園や綿半ホームエイド富士見の駐車場で時々目にする。
これまで他人の車などにはまったく興味は無かったが、DEFENDER、クラシックレンジ、DISCO1・2等は別である。「ああ、本当にカッコいいな… どんなオーナーさんに大切にされているんだろうか?」なんて考えながら、少し離れた場所からじっくりと鑑賞してしまう。
我が社の社用車D4(Land Rover Discovery 4)は「最後の四角いディスカバリー」と呼ばれている。外観は勿論大好きだが、兎に角、疲れない乗り心地の良さ(エアサスとコマンドポジションの効果と思う)と 故障知らずのタフさは、八ヶ岳にオフィスを構える我が身には「最も適した車」であると信じている。
JAGUAR製のV8 5,000ccの大排気量エンジンは、かなりの大飯食らいなので、中央道メインの高速道路通勤でも燃費はリッター8kmには届かない。だが、燃費なんかを気にしていたら、自分の好みの車には乗れないので、その点は昔から諦めている(でも、ガソリン価格が下がるのはちょっと嬉しいな…)。
LRLを読んでいたら、我が社のD4を「衣替え」をしようと思いついた。6月1日だからちょうどイイや。
前回の山籠もり期間中に取り寄せた「フロントグリル」をオフィスの地下室から運び出して交換。衣替えと言うよりも「お色直し」だな。交換所要時間は5分程かな? 前車のランクル100も3種類のフロントグリルを定期的に変えていたので、慣れた作業なのだ。
ああっ、やっぱり夏場はこっちのフェイスの方がキリッとした感じで精悍(& 涼しげ)だな… そうだ、これからは、タイヤ交換時期にフロントグリルも一緒に交換する事にしよう。
「愛妻と愛車と愛犬だけは、慈しめば決して裏切る事は無い。ガーディアンの如く、私を守って幸運をもたらしてくれる!」と、私は結構真面目に信じているのだ…