井戸尻のマスクと睡蓮に喜びを感じた1日

決算分析シーズンだから仕方ないのだが、第2次山籠もり期間の最初の週末となった5月30日と31日はオフィスで朝から晩まで仕事に没頭した。月初であった昨日は、5月末の市場回りデータのアップデートという定番作業も加わったので、D4の「お色直し」以外は、やはりずっと仕事だった。

先週も、仕事でずっと忙しかったので、さすがにちょっと疲れてきた。加えて、整理せねばならない資料やデータがかなり溜まってきたので、今日は思い切って、決算分析作業には一切タッチしない事に決めた

午前中は「休息(自由時間)」、午後は「資料整理」と割り振って、午前8時半~11時半の3時間で「三十三番土偶札所巡り」をする事にした。八ヶ岳オフィスから近い「尖石縄文考古館」→「八ヶ岳美術館」→「井戸尻考古館」の3館を巡礼し、計7つの「ご朱印」をゲット。

八ヶ岳美術館は昨日から、尖石と井戸尻は今日からほぼ2ヵ月ぶりの展示再開であり、結果的には、3館共に私が「巡礼&ご朱印 第1号」となった。これで、全17館中の5館で、私が「最初の巡礼者」となったわけだ(こんな事、自慢にはならないが…)。

詳細は「三十三番土偶札所巡り」シリーズの方で記すので、土偶さん(巡礼)ネタはここまで。

今日は、最後に訪れた「井戸尻考古館」でちょっと嬉しい事があった。ひとつめは「井戸尻(IDOJIRI)マーク」の付いたマスクを2つ購入した事。

井戸尻考古館の受付で販売していたマスクを見た瞬間に気に入って、Lサイズを2つ購入。

これまでの対COVID-19防疫戦線は、1月26日の我が社(家)独自の非常事態宣言発令時にストックした「使い捨てマスク」で乗り切ってきた。在庫はまだまだタップリあるのだが、最近は、使い捨て以外のお洒落なマスクをする人が増えてきて、実はちょっと羨ましく感じていたのである。

新素材の高性能マスクと自分の趣味に合った「粋なマスク」、例えば、Land Roverのロゴや、ワンポイントで土偶さんがプリントされたものはないかなと探していたのだが、「井戸尻マスク」は色合いもマークも私の好みにピッタリ。1枚400円のLサイズを2つ購入して、超ご機嫌!

井戸尻のシンボルマーク。蛇文酒壺という土器に施されている「蛇の文様」をモチーフとしている。「縄文のメドゥーサ」とか「蛇 不死と再生の民俗」って面白い本だったな…

もうひとつは、まだちょっと時期的に早いかなと思っていたのだが、井戸尻名物の「睡蓮」の開花が始まっていたのだ。古代蓮はまだ開花前だったが、白とピンクの睡蓮は幻想的で、ちょっと「モネの睡蓮」を彷彿とさせた。

まだ睡蓮は開花前かなと思っていたが、遠目に白い花らしきものが見えた。
近付いてみると睡蓮の開花が始まっていた。
白い睡蓮。「白蓮」というのかな?
こちらは「ピンク(赤)」の睡蓮。この他にも、黄色があったが近接写真撮影は無理な場所だった。
井戸尻名物「蓮畑」に近い駐車場脇には、こんな案内図が設置してある。
古代蓮の開花はまだ先だな。今回の山籠もり期間中に、あの美しさを堪能できるかな?

まあ、しかしどこに行っても八ヶ岳西麓界隈はのどかで、それでいて、COVID-19対策がしっかりとしている事に感心する。今日訪れた3館は、すべて入館前に検温があった。29日に訪れた山梨の3館は検温まではしなかったので、ちょっと驚いた。

やっぱりこれが「長野県」なんだな…  ちなみに、日本の銀行で最も早く決算発表をするのは、例年「八十二銀行」であり、その洗練された決算説明資料を銀行アナリストとして高く評価している。

ああっ、イケない、今日は決算分析の事は考えないと決めたんだっけ…