どうも世の中全体のザワザワ感のようなものを敏感に感じてしまう体質のようで、珍しく、ここ数日はちょっと疲れ気味だ。
まあでも、よくよく考えてみたら、月曜~火曜は中国地区の出張で新幹線&ローカル特急で動き回り、昨日はD4で新百合ヶ丘の自宅と千葉の南房総市を往復している。
今日は朝から富士見と諏訪で所用があり、朝5時にD4で新百合ヶ丘自宅を発って7時過ぎにオフィスに出社。
所用が一段落したのはお昼前。慌ただしい日々が続き、58歳となった我が身が「疲れ気味」なのは当たり前かもしれない。
COVID-19の国内での感染が拡大する中で、元々大嫌いだった「人混み」がさらに嫌いになっている事に気が付いた。と言うか、人間が側にいるのが煩わしい。
新幹線や飛行機の移動の際には、私には「定番のお気に入りポジション」がある。飛行機ならば最前列窓側、新幹線は最後列の窓側を最優先してブックするのが通常だ。
だが、2月になってからの出張では、なるべく周辺に他の乗客が少ないシートを選ぶようにしている。
17日の松江から岡山までの特急やくもは、車両内はずっと私1人。ああっ、いいなあ、この孤独感。
中国出張の帰路の新幹線も名古屋までは、前、横、そして、隣もシートは空席。
途中、彦根や米原を通過する際に荒涼とした雪景色に何故か心惹かれた。人間が存在しない景色って清々しいな。
千葉では大嫌いなはずの海を眺めていると妙に心が落ち着いた。千葉の海には珍しく寒々しい光景なのだが、それが悪くない。
今日の夕方、八ヶ岳の庭。いつもであれば、財産区林の樹間に沈む夕陽に心洗われるのだが、今日は植木鉢に張った氷が不思議と愛おしい。
この植木鉢だけ周囲を拒絶しているように思える。それがイイ! う~ん、マズいな。相当、心が荒んでいるようだ。
体と心を温める必要があるなと思い、今回も八ヶ岳に同行いただいた社主さまを伴って、午後5時半に早めの「鹿の湯」通いとした。
鹿の湯の駐車場から眺める南アルプスの山々は…
大丈夫。さすがにこの景色だけは、やっぱり美しい。
今回も長くは滞在できないが、八ヶ岳でちょっと休養しようか…