今日も仕事の隙間時間に、Galaxy Note 9で八ヶ岳の状況をチラッとチェックする(楽しむかな?)1日。
昨日、あれ程に積もった雪は、今日の午後3時前の時点で、既にかなり解けていた。枕木スロープ、メインウッドデッキの上にはもう雪は残っていない。
それにしても、枕木テラス&スロープとウッドデッキは、20年目を迎えた我が八ヶ岳ライフの中で本当に「貢献の大きい存在」だ。人ではないが、敢えて「功労者」と呼びたくなる!
実は、20年前に八ヶ岳本宅を購入した際に、ウッドデッキもテラスも、敷地内にはまったく存在していなかった。その後、本宅ウッドデッキ → 枕木スロープ(含む駐車場)→ 枕木テラス → 本宅ウッドデッキ増設(メイン化) → オフィスウッドデッキの順番で増設・拡張し、現在の姿に至っている。
勿論、すべてDIYである。ウッドデッキだけで、面積は137㎡(約75畳)。枕木の駐車場とスロープの面積は計測した事はないが、フルサイズの枕木を350本使っているのだけは確かである(https://triglav-research.com/?p=21276)。
枕木1本の平均的面積は0.55㎡程度なので、350倍すると約193㎡(約106畳)。我ながら「凄い広さ」だなと感心する。
どうして、ここまで「ウッドデッキ」や「枕木のテラス等」にこだわったのか? 枕木テラスやスロープについては、尊敬する「柳生博師」の教え(影響)である。
八ヶ岳本宅購入決定直後に、初めて「八ヶ岳倶楽部」を訪れた。その時に、セカンド・レンジローバーがちょっと離れた枕木駐車スペースの上にポツンと1台駐車してある光景があまりにも美しかった(何故か、その時のデジタル写真がどうしても見つからない)。おそらく、柳生さんの愛車だったのではないかと思う。
その初回訪問時に、八ヶ岳倶楽部で売っていた「風景を作る人 柳生博(生和寛著 辰巳出版)」 を購入。枕木の堅牢さと素朴な美しさに、すっかり魅了されてしまったのである。
その直後から、枕木の大量調達に私自らが動き、八ヶ岳ライフ2年目のGWまでに計350本の枕木を購入。知人Tさんの助けを借り、GW休暇中に「枕木のスロープ」を一気に作り上げた。
枕木スロープと駐車場の完成後、6月に八ヶ岳倶楽部を訪れた。その際に、柳生さんご本人に、枕木スペースを作った経緯や完成後の写真をお見せすると「本当によく頑張ったね。でも枕木をこれだけ調達するのに苦労したでしょう。」と暖かい言葉を掛けていただいた。
お願いすると「風景を作る人」に、快くサインもして下さったのである。この本が「私の宝物」であるのは言うまでもない。
その年の9月の初めには、残った枕木で「テラス」を増設。あれから今年で早19年目。オフィス建設の際に大型ユンボの重量で数本が破損したが、建設業者さんが無料で破損分を交換してくれたため「追加コストまったくゼロ」で、D4の駐車場、焚き火やBBQのスペースとして「大活躍」してくれている。
現在の愛車D4、その前のランクル100は共に車重2.5tのヘビーなRV車である。よくぞ車重に耐えているなと感心する。
枕木の重さは1本50~60kgで、中には70kg近いのもある(業者さん談)。まだ40歳前だったからこそ出来た「重労働」でもあった。
最近、こんな具合に、20年目を迎えた「八ヶ岳ライフ」を振り返る事が増えてきた。
還暦まで、あと1年8ヵ月。そろそろ「八ヶ岳ライフの前半戦」を総括する時期が訪れているのかもしれない。