NHKの全国版ニュースで、偶然何回も放送された「我が身の醜く太った姿」に衝撃を受け「トリグラフ流ダイエット」なる自己流のダイエットを始めたのは、2015年8月の事だった。

①緩やかな糖質制限 ②1日10,000歩のウォーキング ③温泉通いで内臓まで体温上昇（代謝改善）という3つの柱に ④食事やヘルスケア情報の徹底した記録 を組み合わせた内容で、特に目新しさはない「ゆるゆる系」のダイエット手法だ。

しかしながら、効果はかなりのもので、ダイエット開始時 90kgあった体重を、翌年1月下旬には75kgを割り込むところまで落とす事が出来た。

半年弱で15kgの減量を成功（https://triglav-research.com/?p=15220）し、その後は 77kg～80kgのレンジで体重を安定的にコントロールする事を目標としたのである。

途中、さらなる減量に挑戦しようと試みた事もあったが、この70kg台後半という体重が、身長174cmの我が身にはちょうど良くフィットするようで、体調がすこぶる良好、かつ、無理をしなくてもリバウンドはなかった。

昨年の春先までは、このレンジ内で見事に体重は変動。だが、春以降、仕事で会食の機会がさらに増えた上に、多忙を極め、ウォーキングで月間平均1日10,000歩を達成できない月が徐々に増えて行った。

追い打ちを掛けるように、昨年10月下旬に（軽い）ギックリ腰になってしまい、ウォーキングにドクターストップが掛かった。その結果、昨年11月の1日平均歩数は5,310歩とダイエット開始後では最低水準にまで落ち込んでしまったのだ。

そして、あれ程、安定的に推移していた体重も、そのレンジが80～83kgへと切り上がった…

「こりゃいかん」と思い、昨年12月から、再び「月間ベースで1日平均10,000歩必達」を生活目標としたのである（https://triglav-research.com/?p=25938）。

12月は、大晦日に「辻褄合わせの長距離散歩」をして、1日平均10,467歩と目標を何とかクリア。1月は、二度の八ヶ岳滞在期間中に相当に歩いたから、月間目標のクリアは余裕だろうと高を括っていた。

八ヶ岳滞在中は、オフィスに置いてあるウォーキング・マシーンで1日2回、または3回の「30分マシン・ウォーキング」をするため、1日平均すると15,000歩程度は軽く歩くのである。

今日の昼過ぎ、ふと思い出して、「さあ1月は1日平均何歩歩いたかな～」って感じで、自信たっぷりに Galaxy Note 9のヘルスケア管理アプリ（Samsung Health）を開いた。

結果は、10,280歩。ヒエ～、10,000歩ギリギリじゃないか！ 地方出張や東京でのお仕事Dayは、連日10,000歩割れで、八ヶ岳滞在時の貯金をほぼ使い切っていたのだ。「油断大敵」だな…

しかしまあ、世の中、本当に便利になったなと感じるのは、ウォーキングの記録をチェックする時だ。2015年8月にダイエットを始めた時は、ヘルスケア関連のアプリはバラバラで連携なんてほぼ不可能。

ウォーキングの記録は、当初は、OMRONの活動量計とSONY の Smartband Talk SWR30（+それとは別に腕時計）を身に付けていた。当時は「どうして、腕時計を2つ付けてるんですか？」なんてよく聞かれたものだ。

現在は、Galaxy Watchが歩数のみでなく、エクササイズの記録、心拍数、ストレスの状態などをすべて自動で管理してくれる。

プライベート用とビジネス用の Galaxy Watchを使い分けているが、そのデータ連係も極めてスムースだ。

体組成計や血圧計のデータ等も MyFitnessPalで連携し、統合管理が可能となった。「オープンAPI」が、プライベート・ヘルスケアの世界を大きく変えた事を実感する。

でも、結局、歩くのは自分なんだよな…