Panasonicの珈琲メーカー「NC-A56」の衝動買いからスタートした私の「珈琲嗜み」であるが、「八ヶ岳ライフの作法」のひとつとして順調に定着しつつある。
NC-A56 ⇒ 珈琲豆 ⇒ マグカップと拡大していった「こだわり」は、とりあえず「初動対応」が一巡しつつある。マグカップは、どうせなら日本の伝統的な「やきもの(陶器)」を揃えてみようと思い立って、パッと見て気に入ったのを買い揃えてみた。
元々のお気に入りであったスタバのReserveシリーズ以外に8個。注文したがまだ商品未着の「有田焼」が届けば、全9個のマグカップコレクションが揃う事になる。これで、「嗜みとしての最低限の形式」は整うので、当面は、巡航速度で「珈琲道」を進もうと思う。
NC-A56が届いた翌日に、初めて購入した珈琲豆が、富士見町の「八ヶ岳珈琲工房 テーブルランド(http://www.tableland-coffee.com/)」さん(以下、さんを省略)の「八ヶ岳ブレンド」と「富士見高原ブレンド」である。
珈琲豆など購入した事がなかったので、NC-A56が届いた時に「富士見町 珈琲」でググってみたら、最初に表示されたのがこちらのお店だった(それ以前は、このお店の存在はまったく知らなかった)。Google マップで確認すると八ヶ岳オフィスから2km強の場所にある事が判明。すぐに豆を買いに行った次第である。
テーブルランドのオーナーご夫妻には、その後、「スークスーク お山の市場 2018(https://triglav-research.com/?p=23402)」で偶然に再会。珈琲ショップを出店されており、美味しいアイス珈琲を堪能した。
色々な珈琲の味や香りの違いを愉しみたい(厳密には、違いがわかるか確認したい)と思い、テーブルランドやダイヤモンド珈琲等、計8種類のブレンドを味わってきた。今日のお昼の時点で「八ヶ岳ブレンド」と「富士見高原ブレンド」のキャニスターが、共に残り1回分になったので、午後3時過ぎに、テーブルランドに珈琲豆の買い出しに行く事にした。
実は、テーブルランド、かなり「特殊な場所」にお店があるのだ。同じ別荘街区を出てすぐに鉢巻道路を横断し、カントリーキッチンを左手に通り過ぎて、道をひたすら1.4km下っていくと、右手に「乙事浦梨ため池」というかなり大きな溜池が見えてくる。
溜池の左側には、森の奥へと続く細い未舗装の道がある。車1台がやっと通れる程の幅であり、目的が無ければ進入するのを躊躇するような道なのだ。
この道を入って行くと、テーブルランドへ誘導してくれる「道標」が何カ所か置かれており、細い未舗装道路を1kmほどさらに走ると、漸く、お店のログハウスに辿り着く。
途中、森を通り過ぎた後は、周辺は牧草地となり、かなり凹凸のあるダートが続くので、D4(Land Rover Discovery 4)のオーナーとしては、ちょっと楽しい。D4が「本来、僕は、こういう道の走行が得意なんだよ!」と囁きかけてくるような気もする。
テーブルランドの駐車場にD4を駐めてドアを開いた途端、珈琲豆を焙煎する「優しく甘い香り」が漂ってくる。今日は、ご主人が1人でお店にいらっしゃった。「富士見高原ブレンド」と「八ヶ岳ブレンド」は8種類試したブレンドの中で、お気に入りのトップ3(1位と3位)にランクインするので、これからも継続的に購入するのを決定済みである。
八ヶ岳と富士見高原を200gずつ注文し、さらに今回はお試しで「テーブルランドブレンド」100gも購入。代金(3,000円弱)を支払う際に、オーナーさんから、毎週木曜日と日曜日の「富士見駅前商店街(大丸屋とみやこし)」での出張販売でも、まったく同じように珈琲豆が購入できる事を教えてもらった。
ああ、でも、「Land Roverでダートを走破して珈琲豆を買いに行く」って、なんかお洒落だよな(かなり大袈裟だが…)。これからも、私はこのログハウス(本店)を訪れる事にしよう!