GW滞在2日目。今日も社主さまと長男はコート1面を半日借り切って、朝からテニスだ。昨日の午後もずっとテニスしていたわけなので、よく飽きないものだと感心する。
GW中は、八ヶ岳はどこに行っても混んでいるので、私は出かける気はまったくしない。温泉、食事、その他観光施設でも、平日オフィス滞在中の好きな時間にふらっと行けば「混雑」とは無縁でゆっくりと楽しめる。ゆえにGW中は、八ヶ岳本宅で寛いだり、庭仕事、DIYやBBQを楽しむ事が多い。
長男によれば、4面ある町民テニスコートの内、昨日午後は2面、今日の午前は1面(=社主さまと長男のみ)しか利用者がいなかったそうだ。GW中のテニス三昧も「賢い過ごし方」である。
さて、今日は今年初めての「草刈り」でもしようか… 例年、最初の草刈りは5月の最終週から6月の前半頃に行うのだが、今年は植物の生長が異常に早いので、前倒しすべきと判断したのだ。
9時半過ぎに草刈り道具一揃えを用意。草刈機のエンジンを始動する前に、敷地内の下見を行った。
だが、庭は漸く芝生がグリーンになり始めたばかりだし、ツリーハウス建設予定の三角地も、まだ下草はほとんど伸びていなかった。
「さすがに草刈りはまだ早いかな?」と思ったところで、敷地と財産区林の境界辺りに視線を移した。
瞬間「タケニグサ殲滅戦」という言葉が頭に浮かんだ。「ニイタカヤマノボレ〇五〇四」
財産区林の大規模間伐後、有毒植物である「タケニグサ」が大繁茂した事については、以前『稿房通信』で書いた事がある(https://triglav-research.com/?p=19602)。
その後、タケニグサを如何に退治するかについて色々と調べたが「地道に伐採駆除」するか「除草剤」を使うしかないと判明。「除草剤」は他の植物にも悪影響を及ぼすので、当然却下だ。
伐採駆除するのはどんなタイミングが良いか調べてみた所、春先、前年の茎が枯れた根元から新芽が出てくるので、それを草刈機で根元から抉(えぐ)るように刈り取るのが効果的であるとわかった。
この程度でタケニグサを完全に退治する事は出来ないが、生長を遅らせる事は可能である。これを地道に繰り返し、タケニグサのさらなる繁茂にブレーキを掛ける作戦だ。それに、春先であれば、下草もまだあまり伸びていないので、伐採・草刈り作業もしやすい。
作戦開始となれば、あとはひたすら草刈り(伐採)するのみ。タケニグサと萌芽更新で芽生えてきた広葉樹雑木の蘖は躊躇なく伐採。
タケニグサの枯れた茎の根元からは、ほぼ例外なく新芽が顔を出していた。柔らかそうで一見すると「美味」に思えるのだが、鹿の食害らしきものは皆無。やはりDEER軍団は、タケニグサのアルカロイドの有毒性をちゃんとわかっているのだろう。
午前中の草刈機1回目の給油で、伐採計画エリアの内、鉢巻道路側約4割を完了。
昼食後、1時半頃から午後の作業開始。八ヶ岳方向に向かって残り6割のエリアの伐採を進める。
途中、映画エイリアンの「クイーン」に相当するようなタケニグサを発見。この株から遠ざかるに連れ、タケニグサの茎の丈は短く細くなり、かつ、生え方もまばらになっていく傾向があるため、おそらくこいつがパイオニアなのだろう。他の株以上に徹底的に茎や根を深く抉って粉砕した。
結局、午後は草刈機に2回給油し、4時前に「殲滅戦」完了。
メインウッドデッキから、敷地と財産区林の境界線辺りを見下ろし、かなりスッキリとした事に大満足。
八ヶ岳での「庭仕事」は、「ホスタ防衛戦」「メイプル死守戦」「タケニグサ殲滅戦」と「戦(争)」ばかりで、決して「優雅」ではない。でも、本当に楽しい!
個人的に、人類の存続は「自然との共存」のおかげであり、人類の進歩は「自然との闘い」でもたらされたと考えている。
DEER軍団(鹿)や有毒植物との闘いは、私にとって、「進歩をもたらす有意義」なものなのだ!