10月の全国講演は、残すところ、明日の甲信越地区、明後日の九州・沖縄地区トリップのみとなった。11月の前半に単発講演やセミナーを数件さばいた後は、中間決算分析のバトル・モードに移行する事になる。
昨日は、東北トリップを終え、深夜に川崎自宅に戻った。週刊 金融財政事情『隣の金融機関』の原稿締め切りが明日なので、今日は久し振りに自宅書斎でのデスクワークとなる。八ヶ岳オフィスでは、幅400cmのデスクを独り占めして悠々と仕事が出来るのだが、自宅書斎のデスクの幅は190cmと半分以下。狭っ苦しくてどうも仕事がはかどらない。
オフィスでは、収集した土偶のレプリカ(もう大小合わせると40体以上ある)が、あちらこちらに鎮座。ある種の『結界』を形成し、仕事の効率を高めてくれる。私の『縄文土偶』好きは、既に、全国各地の地域銀行業界にかなり知れ渡っているようだ。一昨日、昨日の東北巡業では、講演先の銀行の方々から、最高の『土偶グッズ』を頂戴した。もう、嬉しくて、嬉しくて… そうだ。今日は久し振りに「土偶さんネタ」としよう。
まずは、国指定重要文化財 『鼻曲がり土面』のキーホルダー。講演後の会食の際に、先方の専務さんから、さり気なく手渡された。有名な「御所野縄文公園(岩手県一戸町)」のパンフレットと一緒に小さな紙袋が… 開いてみると 「わお、鼻曲がりだぁ~!」 見た瞬間わかった。実は、講演前に、御所野縄文公園を訪れようと計画し、事前リサーチを終えていたのだ。だが残念な事に、講演が組まれていた月曜は「休館日」。「鼻曲がりさん」とのご対面を諦めていたが故に、喜びは一入である。「決~めた。オフィスと地下室の鍵をこれに付けよう!」
お次の縄文土偶グッズは、同じく国指定重要文化財「遮光器土偶 しゃこちゃん」のレプリカ。 こちらは講演の直後に頭取からいただいた物だ。自宅に戻った後、紙袋の中の箱を開く。「うぉ~、こっちは、しゃこちゃんだ~」と、思わず叫んでしまった。隣にいた家内は呆れていた。実は、この「しゃこちゃん」、お酒の容器なのだ。高さは21cmある。こちらは、オフィスのどこに飾ろう。そうだ、自宅書斎の「守り神」にしようか… なんて事を朝から考えてばかりで、原稿の方はサッパリ進まない。でも、とっても上機嫌である。
「土偶さんグッズ」だけではない。全国各地を講演で回り、行く先々で会食の機会を頂戴し、ご当地の美味しい食事を堪能。お土産にスイーツをいただき、そして、とても有意義なお話しを聞く事が出来る。今更ながら「贅沢で幸せな時間」を過ごしているのだと実感する。全国講演中は、ハードスケジュールが続き、お礼状を書く暇がない。恐縮ではあるが、『稿房通信』の場で、今回お世話になった皆様に御礼申し上げたい。本当にいつもありがとうございます <(_ _)>
※ ここ数年、「贅沢で幸せな時間」にドップリ浸かってしまった私は、野村證券入社時に59kgであった体重が、今年の8月1日に90kg(身長174cm)に達してしまった。その後、一念発起し、糖質ダイエットとWalkingを軸にした独自のダイエット方法にチャレンジ。現時点(開始から3ヵ月弱)で9kgの減量に成功した。減量目標は残り6kg。来年2月末を目途に75kgにまで体重を落とし、それを Normalized conditionにしようと目論んでいる。11月からは、『TRI稿房通信』のコンテンツを大きく変更する予定である。もしかすると「ダイエット日記」もラインアップに加えるかもしれない…
トリグラフ・リサーチ 稿房主
『TRI稿房通信』 Vol.25