腐葉土、リース&スワッグ、そして「焚き火」・・・ 樹木の恵みに感謝の日

11月19日からスタートした八ヶ岳オフィスでの「決算分析山籠もり期間」は今日から終盤戦。

撤収日まで残すところ数日である。

何事もチンタラやるのは嫌いなので「冬支度」はとっくに済ませてあるが、終盤戦は「来春に向けての準備作業」を進めねばならない。

そんなわけで、今日は朝からブルーベリーさん達に、来年も実をタップリと生らせてもらうための「おもてなし作業」をした。

施肥と剪定は毎年の定番作業。特に、翌年、良い実をたくさん生らせるには「冬の剪定」は欠かすことの出来ない重要な作業である。

今年はこれに「全12株の鉢の植え換え」という作業も行う事にした。
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施肥用のブルーベリーの培養土(酸性土)やピートモスは購入したが、腐葉土は自家製

毎年、ブロア作業で掻き集めた広葉樹の落ち葉や枝は、廃棄せずに財産区林との境界近くに山積みにするようにしている。

初雪のおかげで、敷地内に10箇所程ある落ち葉の小山は安定した状態になった。小山を掘り起こせば良質な自家製腐葉土が調達できるのだ。

この小山を掘り起こせば、その底には堆積した落ち葉を原料とする良質な腐葉土が眠っているのである。

3泊4日のショートトリップの前に、落ち葉の小山を掘り起こして腐葉土をバケツに入れておいたのだ。
落ち葉の小山の下から掘り起こした自家製腐葉土を12個の鉢に小分けした。良い土なんだけど、凍っている部分を解す必要があるな。

本当はピートモスも自製したいのだけど、我が家には苔の生えているスペースがほとんど無いんだよね…

鉢の植え換え⇒施肥⇒剪定と、午前9時から始めた作業が一段落したのは、午後1時前だった。

この時期だと、鉢の中の土の下部が凍っているので、土をこぼさずに移植できるのだ。全部が凍る前のタイミングが重要なんだよね!
まずは、鉢の植え換え作業からスタート。施肥した後は、表面をピートモスで覆うのが私のスタイル。
鉢の植え換え⇒施肥⇒冬の剪定とすべての作業が完了。ブルーベリーさん達はスッキリとした状態で来春を迎えることになる。

防鳥ネットを取り払った改良専用スペースに並んだブルーベリーさん達はスッキリ。

八ヶ岳の過酷な冬を無事に乗り切って、来年もヨーグルトのトッピングとなる実を沢山生らせてね!
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その後は、我が家の庭の女王「ブッドレア」さまの剪定に移行。

寒さに抜群に強く、鹿の食害もほぼ皆無の優等生は、特に冬支度は必要ない。

でも、冬の内に樹形を整えておかないと、夏場に掛けて好き放題に伸びて収拾が付かなくなるのだ。

様々な種類の約20本のブッドレアさま達をバッサリと剪定。

ブッドレアの葉はまだまだ青々としている。寒さにも鹿にも強い超優等生なのだが、冬の内に好みの樹形に剪定しておかないと、好き放題に伸びちゃうのだ。うん、サッパリしたね!

う~ん、こちらもサッパリとしたね!
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その後は、来春に種蒔きを予定しているポポーの種の休眠準備や電動工具のメンテ等々、細々とした作業をこなした。

ふと気が付けば時間は既に午後2時半。

これで来春に向けての準備もすべて終わったかな?

おっとイケない、ホスタさん防衛戦のための「結界チップ《殲・改》」の仕込みをしなくっちゃ。

将来的にはパークチップも自家製にする計画なんだ。それには大型のガーデンシュレッダーへの投資が必要なんだよね。来年は「溶接技術」をマスターする計画なんで、当面はパークチップは市販物の購入だな。
結界チップ《殲・改》の仕込み完了!今年は改良不要だな。

今年は鹿軍団の食害皆無で私の圧勝だったから、結界チップの改良は不要だな。
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敷地内の枕木テラスやウッドデッキ周辺の片付けをして、すべての作業を終えたのが午後3時前。

我ながら、今日もよく働いたな。

作業を終えて本宅に戻ろうと思ったら、ドアには社主さまお手製の新しいスワッグが掛かっていた。

本宅には社主さまお手製のスワッグが掛かっていた。我が家のウラジロモミの枝は、彼女のお友達の家で、スワッグやリースになっているんだね。

オフィスのドアの方を振り返ると、こちらには新しいリースが…

オフィスのドアにはリースが掛かっていた。三角形にするなんて、ちょっと凝っているね!

共に、敷地内で調達したウラジロモミの枝や松ぼっくり等と100均部材で作成したモノだ。

樹木というのは、本当に無駄がないね!
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やがて、時刻は午後5時を回った。

八ヶ岳固有のお楽しみ「焚き火タイム」である。

今日は、敷地内を歩き回った際に拾い集めた枝やDIY作業の際の端材・残材で焚き火を育てる事にした。

今日の焚き火は、敷地内で伐採した木の枝や拾い集めた枝、DIYの端材等で育て上げた、すべてが樹木からの贈り物なのだ!

繰り返しになるが、樹木が私達にもたらしてくれる楽しみや恩恵は、本当に広範なのだ。

忙しかった1日の終わりは、やっぱり「焚き火」が最高だね!

— One Life, Live It !