八ヶ岳滞在2日目。初日となった昨日は、至急対応の案件が舞い込んで、出社直後からバトルモード。
結局、午後の9時前まで仕事に掛かり切りになってしまった。
一番ノンビリ出来たのは「お外モーニング」の時だったな…
だが、よくよく考えたら昨日は金曜日なので、サラリーマン時代であれば仕事するのは当たり前なんだよな…
「100%自己完結・成功するのは自分の甲斐性・失敗したなら社会構造の歪みのせい」なんてのを信条にして、自分の好きなように、まるで趣味の如く仕事をしていると、世の一般の感覚からどんどんズレてくる。
やっぱり、かつての「100%自己完結・100%自己責任」の方がスッキリしていて、規律付けも働くような気がする。
————
6月末日を以て決算分析山籠もり期間を終えて、通常の業務モードに戻った私(我が社)は、当然ながらこの週末は「完全休暇モード」。
納車されたばかりの「おとちゃん」で、ちょっと長距離ドライブとかを楽しむには、絶好の週末である。
だが、今月第3週には、社主さまと飛騨・高山方面を中心とした2泊3日の長距離ドライブの旅を計画している(勿論、平日である)。
そんなわけで、当分の間は、八ヶ岳界隈のショートドライブを楽しみながら、安全性能を中心とした様々な新機能のセッティングを固めていこうと考えている。
————
さあ、今日はどこに行こうか?
まずは、富士見の町と茅野に食料品等の買い出しに行かなくちゃね。
富士見から茅野に掛けては、どのルートを選んでもほとんど信号のないドライブコースのようなものだから、ちょうどイイな…
まずは茅野から回って、富士見で買い物を終えたのが11時半過ぎだった。
オフィスに戻ろうかと思ったのだが、ついでだから「八ヶ岳界隈で一番好きな場所」に寄って行こうと閃いた。
「古代(大賀)蓮」のベストシーズンには少し早いかな?
————
「一番好きな場所」とは、当「八ヶ岳WiL稿房」で頻繁に登場する「井戸尻遺跡」周辺である。
オフィスから車で10分強の場所なので、気楽にふらっと立ち寄って「場のパワー」をお裾分けしたもらうんだ。
私は、井戸尻遺跡公園の一帯を「レイライン」、「龍脈流るる地」と信じているんだ。
30分程、遺跡公園内をノンビリと歩いた。
この時期は、水車は回っているんだね。
美しい水の流れの力で、ノンビリと回る水車を見ると、何か得した気分になるのは、私だけだろうか?
復元住居の前の道をゆっくりと歩いて、古代蓮の畑(池)へと向かった。
やったね、満開ではないけれど、もう開花期を迎えているじゃないか?
それにしても、井戸尻は敷地内至るところで水の流れがあるな。
縄文人が、この地を愛した理由は、私にもわかる。
————
私が、井戸尻の中でも、特に好きな復元住居の広場へと戻る。
芝生の上でノンビリと寛ぐ家族が2組。平和な光景だな…
周囲を実に様々な広葉樹に囲まれている。そして実がなる木が多い。
これらの樹木は、自然環境から住居(集落)を守ると同時に、食料源となるのである。
そして、住居の周りはスッキリとして開放感がタップリ。
グラウンドの芝は、葉がちょっと固めだから高麗芝でなく「野芝」だろうか?
芝とクローバーを中心とした野草・雑草が混在しているのが優しい感じだね…
井戸尻が八ヶ岳で一番好きなスポットだとしたら、この復元住居周辺のスペースが「八ヶ岳で一番好きな庭」だな!
【縄文土偶探訪記】で、私は日本全国の縄文系の考古博物館や遺跡をほぼすべて訪問し尽くしたと思うが、復元住居周辺の雰囲気って、不思議と似ているんだよね。
おそらく、縄文人が愛した環境なんだろうな…
そして思わず呟いてしまうんだ。
「神々のおわします地」とね…