先週金曜日の昼過ぎに、我が社(家)の八ヶ岳ライフにおける最強社主さま(家内)が彼女の愛車ギアちゃんでオフィスに出社した。
面倒な食事を筆頭に、私は、これまでの単独滞在で自分で対応してきた諸々の雑事からすべて解放される事になった。
そんなわけで、この週末も仕事に没頭。
今日が締め切りの某金融誌依頼の決算分析レポート原稿をメールで送信し終えたのは、朝の7時半過ぎだった。
ふ~、ちょっと落ち着いたな。
これからも講演資料や他の金融誌への出稿など、締め切りの波状攻撃は続く。
だが、今日の締め切りは年2回の重要な恒例行事なので、やっぱりちょっと肩の荷が下りた感じがするのだ。
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出社以来、社主さまは日常の家事の類は勿論の事、晴れた日はテニスと草刈り、雨の日はオフィス地下室の整理に、来年4月に予定しているヨーロッパ旅行のプランニング等々、私が感心する程に動き回っていた。
まあ、いつものことであるが…
特に、草刈りに関しては、昨年、彼女専用の電動型草刈機を購入して以来、正に「気軽に」という感じで、敷地内の芝・草刈り作業を楽しんでいる。
今回も面積にして1,000㎡以上は彼女が草刈りしたように思う。
本当にありがたいのは、私が溺愛する「ホスタさんスペース」の面倒な草刈りをしてくれる事だ。
旅行のプランも、私は、羽田⇔フランクフルトのビジネスクラス特典航空券予約を担当しただけ。
それ以外の詳細な予定は、彼女に任せっきりで大丈夫なのだ。
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サラリーマン時代は、組織や上司に対して「忖度」や「感謝」なんて言葉とは、まったく無縁のビジネスをしてきた(勿論、除くお客様)が、2013年に我が社を開業してからは、かなり考え方が変わってきた。
もっとも、その対象は「社主さま」のみに対してではあるが…
そんなわけで、結構、多忙な中でも、社主さまに対する些細な忖度と感謝は怠らないようにしている。
今回の八ヶ岳滞在中では、彼女の八ヶ岳出社の際に、お気に入りの「KIZASHI Station」さんのお弁当を前日に予約しておいた。
今日は、朝一番で締め切りを捌いた後に、3~4時間の「お持てなしタイム」をしっかりと確保。
どんな忙しい時でも、この程度の時間を割けないようでは「零細企業経営者失格」である。
ランチは何をご所望かと尋ねると「久し振りに、麺屋蔵人の鉄鍋味噌ラーメンが食べたいわ!」との事。
八ヶ岳でしか味わえないという意味で、これは何となく予想できたな。
茅野方面でのランチとなれば、お次は「バラクライングリッシュガーデン」巡りだね!
締め括りは「八ヶ岳 Sereno」でジェラートかな?
「大いなるマンネリ」とも言えるコースなのだが、裏返せば「絶対にハズレのないお持てなしコース」でもあるのだ。
この多忙な中での「小さな感謝の気持ち」イベントは、約3時間半で終える事が出来た。
こうして、器の小さい零細企業経営者は、ちょっと自己満足している。
そう「忖度」と「感謝」は大切なのだ!