予定外の八ヶ岳滞在は今日で8日目。
明日の夜には、8泊9日の上海トリップを終えて社主さまが自宅に戻ってくれるので、それに間に合うように、私も明日は「撤収日」となる。
思えば、9月7日午前中に税理士の先生と会話して以来、生身の人間とは一切コミニュケーションを取っていない。
社主さまとのLINEビデオ通話は生身の人間とは言えないものな..
人間が発するノイズに接しないというのは快適なだけでなく、仕事に集中できて一気に捗る。
そんなわけで、今日の午前10時過ぎには、今回の滞在中に予定していた仕事をすべて終える事が出来た。
午後3時過ぎに今日の株価終値ベースで資料をアップデートするまで、約5時間の空き時間があるな。
さて何をしようか?
そう言えば、今回の滞在中は1回も「肉類」を口にしていなかった。
私が単独滞在の時は、別に珍しい事ではない。
食事に割く時間が勿体ないので、発酵食品に野菜・フルーツ、それにロカボパンや蕎麦、豆腐等で食事を済ませてしまう事が多いんだよね。
別に健康に留意してではなく、食事という作業が「面倒」なだけ。
でも、結果的にはそういう食生活も繰り返している事が奏功しているみたいで、毎年、人間ドックの総評面談では「血液がサラッサラ」である事と「免疫力の高さ」は、本当に誉められるんだよね。
美味しいものは社主さまの料理を味わうのが一番だし、単独滞在の時でも食べたいものがあったら、その都度、外食やテイクアウトを利用すればよい。
デュアル・ライフにフィットした「自然体」の食生活じゃないかと自分では考えている。
うん、今日のランチは8日ぶりに肉類を口にする事にしよう。
最初に思い付いたのが「中村農場」だったが、おそらく次回の社主さま八ヶ岳出社の際に行きたいと言うに違いない。
私1人で行っちゃうのは、ちょっとマズいかな…
じゃあ、迷わず「あそこのカツカレー」だな!
食後は、散歩ついでに「井戸尻」に立ち寄って「場のパワー」に浸ろう。
その後は「鹿の湯」で「昼湯」だな!
我ながら「大いなるマンネリ」とも言い得る空き時間の楽しみ方だ。
だが、八ヶ岳ライフも24年目となると、楽しみ方も「固定化」されてくる。
そして、それがベストなんだよね。
最初の4~5年は、色々なお店やスポットを巡ってはみたが、結局「繰り返し行きたい」と思えるようなお気に入りの場所は、そんなに多くはないのである。
これは、八ヶ岳に限定したわけではなく、人生全般、そんなものだと思う。
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10時50分過ぎに目的のお店に向かうためにオフィスをミニパジェで出発。
途中走行した茅野北杜韮崎線の両脇には、水田と蕎麦畑が広がる。
黄金色に色付く稲穂は、子供の頃からウンザリする程に見てきたので何とも思わないが、蕎麦の花のあの素朴な白さはサラッとしていて好きだな。
今日のランチ場所は、『八ヶ岳稿房』で私お気に入りのテイクアウト店として何回か紹介した『国界』である。
11時半開店なのだが、11時15分前には到着してしまったので、時間潰しに、すぐ近くにある道の駅「信州蔦木宿」に立ち寄る事にした。
ここの野菜直売所、結構、好きなんだよね!
社主さま好物のシャインマスカットが「1パック800円」、梨「南水」3個入りが500円(共に税込み)で売っていた。
八ヶ岳界隈では特にお得な値段ではないが、明日の朝は買い物する時間が勿体ないので、お土産に購入決定。
11時25分に国界の駐車場着。
開店5分前なのに、駐車スペースの空きは既に1台分しかなかった。ああっ、良かった。
相変わらずの人気だな。
お目当ての「カツカレー」を久し振りに味わった。
満席の中、お客さんが何を食べているかを観察したら、ほぼ2人に1人はカツカレーだった。
私だけじゃなくて、ここのカツカレーに懐かしさを感じるお客さんが多いのだろう。
その後は、我がパワースポット「井戸尻遺跡」に立ち寄った。
日曜日に何か催し物があるらしく、作業している人達が何人もいた。珍しいな…
ああっ、久し振りに「水車」が回っているぞ。
風力と違って、水力が生み出す「規則正しい動き」って好きだな。
井戸尻を10分程歩き回って、深呼吸を何回かすれば、身体が浄化され、何となく力が漲ってくるんだよね。
こういう場所を持つ事って、人生を豊かにしてくれるような気がする。
その後は「鹿の湯」で昼風呂にノンビリと浸かった。
今回の滞在中、鹿の湯通いは6回目。8日で6回、9月12日が臨時休業だった事を考えれば、もう「日課」のようなものだ。
今回、6回の内、3回はちょっと理由があって、午後1時頃に通った。
通常通う夕方(午後4時~5時)よりもはるかにお客さんが少なく快適で、土日でも同じような状況である事を知った。
今日なんて最後の15分間位は「私1人の貸し切り状態」。
やっぱり「八ヶ岳ライフ」に「温泉道」は欠かせないね!
温泉に1時間弱浸かった後は、こちらも定番 モンチェルカフェの「ソフトクリーム」を堪能。
「平日、昼風呂に浸かった後のソフトクリーム」— この程度の事が出来ないようじゃ「働き方改革」なんて言えないのさ!
私の「単独滞在」の時は、こんなお決まりの空き時間の使い方が「究極の楽しみ」なんだよね。
そう、これぞ「八ヶ岳ライフ!」なのだ…