今回の八ヶ岳滞在は早10日目。予定滞在期間の3分の1が終わったところだ。
6時半過ぎにメインウッドデッキにブルーベリーの収穫に出た社主さま(家内)が、「寒い…」と呟くのが聞こえた。
外気温モニターを確認すると17.2℃。
寒いというのはちょっと大袈裟だが、真夏とは思えない涼しさであるのは確かである。
これまでのところ、私の滞在期間中に外気温が30℃を上回る事はなかった。
記録を確認すると「29.9℃」が最高気温。
「気温が、30℃を上回るようじゃ避暑地と言えないでしょ!」と、まるで八ヶ岳西麓富士見高原が「避暑地としての矜持」を示しているかのようだ。
2000年に八ヶ岳ライフをスタートさせた頃は、気温が30℃を超えることは数年に1回といった感じだった。
だが、昨年は2回、今年も既に1回記録しており、「地球灼熱化」の影響が冷涼な八ヶ岳西麓標高1,300mの我が家にも迫りつつある。
標高1,500~1,600mの蓼科別荘エリアが「灼熱化の時代」の夏場は、最も快適となるだろう。まあその分、冬場は過酷であろうが…
八ヶ岳に拠点を設ける場合には、周辺の地形や開発リスクの事前調査が重要だが、今後は「標高」の重要性がさらに高まるように思える。
一方、オフィスの室内気温は、2週間以上も締め切り状態であった出社初日は28℃程まで上昇したものの、籠もっていた熱気が放出された2日目以降は、22℃~27℃のレンジで安定推移。
涼しい風が心地良いので日中は窓を完全開放しているのだが、湿度も45~55%程度で推移してスッキリ感を維持。
ムシムシ、ジトジト、ベトベト感の大嫌いな私には、極めて快適な環境を維持できている。
やっぱり、八ヶ岳の夏場はこうでなくっちゃね!
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社主さまが八ヶ岳に出社したのは9日の午後であった。
既に、7月中に私と2人で2回、計5泊7日の国内旅行を早めの夏休みとして楽しんでいる。
彼女は私程ではないものの、ゴチャゴチャした人混みが嫌いである。
そんなわけで、お盆シーズンを中心に、八ヶ岳が観光客で賑わう時期は、敷地内で過ごすことに決めたようだ(除く、テニス)。
私も11日~14日の4日間を「お盆休み」として「仕事以外にやりたい事」に取り組むことに決めた。
今夏、3回目の夏休みである。
だが、決して「ノンビリと」という言葉を伴わないのが、私達の「八ヶ岳ライフ」の特徴なのだ。
社主さまは、9日にテニスを楽しんだ後、滞在2日目10日の朝から「今年2回目の芝刈り・草刈り作業」に着手した。
大工仕事に樹木の伐採、薪割りにスズメバチ退治となんでもこなす「我が社(家)のスーパー社主さま(嫁)」ではあるが、ひとつだけ「苦手」な事があった。
それは、エンジン型のチェンソーや草刈機の「エンジン掛け」である。
これだけが、辛うじて私の「専管事項」であったが、チェンソーの方はバッテリーの性能向上に伴って4台の電動(モーター)型を導入したので、チェンソーに関しては私の役割は、ほとんどなくなっていた。
2台の草刈機は共にエンジン型なので、作業の前には、私が社主さま用の草刈機のエンジンを掛けて、ちょっと優越感に浸ることができた。
だが、遂にその優越感も失われる日が来た。
実は前回のamazonのプライムデーの際に、社主さまの要望で電動型の草刈機を購入したのである。
HiKOKI(日立工機)の18Vタイプで、従来のエンジン型と比較して軽量、女性が使うにはピッタリの草刈機だ。
予備バッテリー2個を追加購入したら、エンジン型2台分に近い値段となったが、八ヶ岳ライフを快適に過ごすための投資にはケチらないのが、我が家の方針である!
社主さまは、早速、芝刈り・草刈りを開始。
バッテリー6個分の作業で、10日の内に、600坪の敷地のほぼ4割の草刈り作業を終えてしまった。
昨日(11日)は、お盆休みに入った私も芝刈り・草刈り作業に参戦。
私は、エンジン型草刈機のブラックシャーク刃装着を使って傾斜地の雑草や雑木の伐採を担当。
お昼過ぎの作業で、無事に2023年2回目の芝刈り・草刈り作業を完了\^^/
作業を終えた後、お庭の縁台に寝転がって空を見上げた。
ここもオフィスウドデッキと同じく「そよ風の通り道」。気分は最高だった!
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今朝も八ヶ岳は朝から快晴。
社主さまは午前8時半過ぎにテニスに出掛けて行った。
さあ、私は何をしようかな?
まずは、本州上陸が避けられそうもない「台風7号」に備えての対策からだな…