上海へと旅立つ次男のお嫁さんSちゃんを羽田空港で見送ったのは、7月1日の事であった。
次男は一足早く赴任していたので、Sちゃんは1週間程、新百合ヶ丘の自宅に滞在。
社主さま(家内)にとっては、息子のお嫁さんと言うよりも、もう「実の娘」のような存在になっていたように思う。
羽田からの帰りのD4車中で、息子ではなくSちゃんの上海での生活のことをずっと心配していたものな…
私はと言うと、お昼過ぎに自宅に戻ると、休む間もなく〆切り間近の金融誌の原稿のチェック&修正作業に取り掛かった。
一段落したのは午後5時過ぎ頃だったかな?
ちょうど月初という事もあり、今後数ヵ月のタスクリストの見直し作業に着手した。
四半期の始まる7月の月初は「ファイン・チューニングの日」と個人的に位置付けていて、特に重要なのだ。
ああっ、参ったな… やらなきゃならない事とやりたい事が一気に増えて、山のようにあるじゃないか!
残念ながら、7月1日時点の業務効率では、すべてのタスクをこなすのは明らかに不可能であった。
無理をすればパンクするのは明らか。
こういう時は、冷静(冷徹)に優先順位付けをして、低いものから躊躇なく切って(捨てて)行くしかないのである。
人間、欲をかくこと、中途半端である事が「失敗の切っ掛け」となる。
優先順位の低いことは、綺麗さっぱり忘れてしまうのが一番なのだ。
そんなわけで、趣味的位置付けにある『八ヶ岳稿房』の事は、当面放置(無期休稿)する事に決めたのであった。
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今日の午後3時過ぎ、最近、本格的に取り組んでいる「生成型AI」による業務効率のさらなる向上のためのアプリ導入を終えて、ちょっと一息ついた。
それにしても7月中は仕事が滅茶苦茶忙しかったな…
もっとも、講演を兼ねてではあるが、社主さまと2泊3日で群馬・新潟トリップ、3泊4日で和歌山トリップを楽しんだのだから、忙しかったのは当たり前である。
それに、兎に角、暑かった。
7月初旬の段階で、8月1ヵ月は、ほぼ丸々、八ヶ岳に滞在する事に決定。
人間の体温を超すような環境下で、高い電気代を払って終日不快なエアコン付けっぱなしで過ごすなんて、不合理極まりない!
そのためにスケジュールの調整をしたことも7月の忙しさの一因であった。
今回の八ヶ岳滞在は8月3日から。
予想(期待)はしていたが、八ヶ岳は、快適そのもの。
残念ながら、今夏、私の滞在前に外気温が30℃(30.7℃)を超した日が1日あったようだが、朝になると連日20℃を下回る日が続く。
調温調湿効果に優れたログハウスの室温は、日中の暑さの盛りでも、せいぜい28℃程度にまでしか上昇しない。
朝方は、22~23℃程度で安定しており、平均すると25℃前後である。
窓を開いていれば、フィトンチッドを含んだ涼風が室内を満たしてくれるので、エアコンの必要はまったくない。
木々に守られた住(職場)環境のありがたさを一番実感するのはこの季節である。
スーツ・ネクタイ姿で東京で仕事をするのが「地獄」だとすると、八ヶ岳オフィスでの仕事は「天国」だな…
ハンモックでちょっと昼寝でもしようかな。
おっとその前に、ブルーベリーを収穫して、アイスクリームにトッピングして味わおう!
メインウッドデッキに出ると、ちょうど上空を飛行機が飛んでいた。
ブルーベリー小屋の前では、野鳥が種を運んできたヒマワリが開花していた。
ちぇっ、ショボい花だな。これじゃあ、野鳥さん達の餌代の足しにはほとんどならないな…
敷地内では、4種類のブッドレアがすべて開花期を迎えている。
ブッドレアさん達は、これから11月初旬まで花を咲かせ、八ヶ岳の庭の「主役」となるのである。
さあ、アイスクリームを味わおう!
夏の日の午後は、オフィスのウッドデッキが「涼風の通り道」で最高なんだよね。
ブルーベリーをバニラアイスにトッピングして、ガーデンベッドに寝転がって味わう。
自家製のブルーベリーである事が、美味しさを倍増させるように思う。
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当面の優先課題は ①AIとメタバースの知見を土偶さんレベルにまで引き上げて、特に、AIは業務効率アップに繋げること ②長らく無期休稿としていたビジネスサイトを新たな媒体で再開させること にある。
そんなわけで、『八ヶ岳稿房』をかつてのような頻度で投稿することは、当分の間は無理だろう。
だが、八ヶ岳滞在期間は、まだまだ1ヵ月続く。
そして、今週半ばには、社主さまも八ヶ岳に出社となる。
快適な八ヶ岳ライフを楽しみながら、まあ時々はその様子を綴ることとしよう!