最近、某国の電磁パルス攻撃や太陽フレアの影響で数多の電子機器類が使用不能になるリスクが気になって仕方ない。
おそらく仕事をしながら、Netflixの災害、パニック、サバイバル系の映画やドラマを流しているからだろう。
電磁パルス攻撃受けたら、AlexaちゃんやGoogle嬢とも話す事が出来なくなるのだ。
勿論、うるちゃんやPCも駄目だし、今や電子部品の塊である自動車も役立たずになる。
移動の際に頼れるのは、自分の足と自転車か…
私は典型的な「デジタル好き人間」なので、電磁パルス攻撃や太陽フレアのダメージは、一般の人よりも相対的に大きなものとなるのは間違いない。
ゆえに、薪ストーブのように、電子機器とは無関係な「超アナログベタ系」のグッズも安全保障の一環として保有しておく必要があるなと考えている。
八ヶ岳の敷地内に手押しポンプ型の井戸でも掘ろうかな…
————
サバイバル系の映画とかを観ていると、不思議と「アナログラジオ」が活躍している事が多いのにちょっと驚く。
それも「エアバンド(航空無線)」や「短波放送」等も聴けるタイプだ。
電磁パルス攻撃の際には役に立つとは思えないが、インターネットがダウンした状況では頼りになるのは間違いない。
新百合ヶ丘の自宅には、ハンドルを回して充電できて、ライト等にもなる「防災用ラジオ」が2台用意してあるが、AMとFMしか聴けない。
八ヶ岳にはSONYのBCLラジオの(最後の)名機 「ICF-SW7600GR」があるが、これは、サバイバルとか防災用といった用途に使う気はなく、純粋に「趣味のラジオ」である。
そんなわけで、昨日、草刈り作業を終えた後、八ヶ岳の防災用ラジオ探しをした。
小型でエアバンドや短波もOK、非常用ライトにもなるし、モバイルバッテリーで充電できるようなタイプのものはないかな?
以前の私であれば「迷わずSONY製」を探すところなのだが、この数年で「日本製品への盲目的な信頼」の気持ちは完全に薄れてしまった。
まずは、メーカーなど関係無しで条件を絞り込んで行こうと決めた。
だが、呆気ない程にすべての条件を満たすラジオが見つかった。
商品名は「ZHIWHIS ZWS-A320」。所謂「中華ラジオ」である。
しかも、その外観が「昭和のオジさん(爺さん)の郷愁」を見事に誘うのだ。
う~ん、ナショナルの「クーガ No.7」を彷彿させるな…
私は、プライベートでは、どちらかと言うと「物欲希薄」で「衝動買い疎遠」なのだが、思わず買っちゃった。
もっとも、「仕事効率化」のためだと「物欲暴走気味」なんだけどね…
今日の午後便の宅急便で届いたので、仕事が一段落してから弄り始めた。
これが懐かしくて、楽しくて、思わず嵌まっちゃった。
ラジオなんて、 FM FUJIの「妖怪TALK」をradikoで録音して聴くだけだもんな…
ダイヤルでチューニングするって、やっぱり楽しい。
そんなわけで、昭和30年代生まれの私は、今日はアナログラジオに魅了されている。
それにしても「昭和時代」のラジカセやBCLラジオといった「アナガジェ」って、本当にお洒落でワクワクするような名品が多かったな。
あの頃の日本は、間違いなく輝いていたように思う…