GWも今日を含めて残りは3日、もう後半戦である。
今回のGWは長男と次男夫婦が相次いで八ヶ岳にやって来たので、私も完全な「休暇モード」だった。
GW明けの5月第2週の後半からは、銀行の決算発表が一気に山場を迎えるので、そろそろバトルモードにトランスフォームする必要があるな…
なんて、思いながらも、まだまだ仕事はお休みと決定。
今日は、次男夫婦が八ヶ岳滞在時には「どうしても行きたい! 食べたい!!」と熱望する「中村農場」でのランチの予定日だった。
中村農場は、私と社主さま、三男夫婦も超お気に入りであるが、次男夫婦のレベルはそれを上回る。
海外赴任が控えているため「中村農場」としばしのお別れとなる事が確定しているので、今回は特に「思い」が強いようだ。
私も社主さまも、中村農場でのランチに関してはウェルカムなのだが、今日はGWである。
どれだけ混んじゃうのかちょっと想像もつかないな…
だが、次男のお嫁さんであるSちゃんが、昨日の内に中村農場に電話をして「整理券の配布開始時間」を確認済みであった。
「お父様、8時50分頃からの配布開始だそうです。」との報告があった。
私は従来通り9時からと考えていたので「この10分の差」は極めて貴重な情報であった。
社主さまでなく、息子達夫婦も、私が「食事の順番待ち・行列待ち・渋滞」等の「時間の無駄」が大嫌いな事は十分に理解しているのである。
昨日の内に無駄のないプランを組んだ。
8時50分の整理券配布時間に合わせて中村農場に行って早い順番の整理券を引く。
その後、11時の営業開始までは別のスポットを回り、どんな事があっても「開店後一巡目」の待ち時間無しで食事をすると決めたのである。
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今朝の8時20分過ぎに八ヶ岳オフィスを発って、8時49分に中村農場の駐車場着。我ながら見事な時間精度の運転だな。
だが、駐車場には既に他県ナンバーの車が何台もあった。
ヒエ~、整理券配布開始待ちの行列が出来てるじゃないか (°0°)
すぐに、身動きの素早い次男にダッシュで行列に向かわせた。
次男が引いてきた整理券の番号(順番)は「9」。
う~ん、一巡目はちょっと微妙だな…
これまでの経験から、一巡目入店できるのは「10組前後」である事はわかっていた。
だが、家族連れ等で人数が多いグループがあると、当然ながら一巡入店可能な組数は変わってくるのだ。
だが、待ち番号9番という事実はもう確定したものだ。
あれこれ予想しても意味が無いので、その後は、Sちゃんご希望の「身曾岐神社」⇒「リゾナーレ八ヶ岳」と回った。
新緑のこの時期の「身曾岐神社」って、空気が一段と澄んでいて本当に気持ちのいいスポットだな…
私個人の感覚だと、小淵沢界隈で最強のパワースポットは「大滝神社&大滝湧水&神供石」だと思うのだが、我が家の息子達のお嫁さんは「身曾岐神社」が好きなんだよね。
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次男夫婦がリゾナーレをサラッと見て回った後、中村農場に向かった。
駐車場が満車になると面倒なので開店15分前の10時45分に着。
既に売店の方は営業開始しているので、食堂開店前の15分間は決して「無駄な時間」にならないのである。
幸い、駐車場は3割程空いていた。
よく見ると、次から次へと駐車場を出ていく車があった。はて? 開店直前なのに妙だな。
整理券発券機を見て納得。開店15分前にして既に待ち番号は「43」。
こりゃ、食事を諦めて撤退するのは当然だな。
それにしても相変わらず凄い人気だな!
さあ、大切なのはこれからだ。11時少し前から、整理券番号順に呼ばれて食券を購入。
やっぱり家族連れが多くて、席はどんどん埋まって行きそうな危うい気配。
整理券番号「8」番のカップルが食券を購入している際に、お店の人に1巡目入店は何番までかを尋ねてみた。
「そうですね~。今日は次の9番さんまでですね!」との嬉しい返答。
「対面テーブルはもういっぱいですが、2人横掛けのテーブルが2つだけ空いてますので。」
こっちは、それで全然OKで~す\^^/
と、こんな感じで、私の大嫌いな待ち時間無しの一巡目入店で、大好物の「ササミチキンカツ定食」を堪能。
やっぱり、八ヶ岳界隈のランチで一番好きなのは、これだな!
それにしても、Sちゃんの「8時50分情報」が明暗を分けた形だ。
いつものように9時の整理券配布開始に合わせてたら一巡目は絶対に無理だったな。
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実は、開店までの少しの時間、D4車中で私達夫婦のちょっとした会話があった。
私が「大勢の人が順番待ちしている時に、番号呼ばれてスマートに入店する時の気分って最高なんだよね! 食事後、ドン臭い連中がまだ待っているのを見ると、さらに気分がイイよね。」といつもながらの持論を語った。
その後「もしかすると、僕って性格が悪いのかな?」って、心にもない言葉を口に出してみた。
すると社主さま(家内)が平然と「そうよ。そうに決まってるでしょ!」と答えた。
2人のやりとりを聞いていたSちゃんが声を出して笑い始めた。
Sちゃん、そこは笑っちゃ駄目でしょ。否定よ、否定!
それに、私は性格が悪いんじゃないの。「器が小さい」だけだから…