今日は朝からオンラインの講演が2件。2件目の講演を終えたのが正午前であった。
午後は、特に締め切りが近いような案件はないので、早めに「鹿の湯」通いだな。
なんて事を考えていたのだが、社主さまから、たまには食料品の買い出しに付き合うよう「社命」が下った。
新百合ヶ丘の自宅でも八ヶ岳でも、私が日用品の買い出しに付き合うのは、1ヵ月に1回、有るか無いか程度である。
今日の夜に長男夫婦が八ヶ岳にやって来て、日曜日の夕方まで滞在予定だ。
当然ながらBBQ等を予定しているのだが、炭の在庫が切れていたので買いに出るつもりだった。
そこで、社主さまの買い物のお供をする事にした。
最初の目的地は「たてしな自由農園 原村店」。
現在、改装中で新規オープンは4月25日(火曜日)だ。
かつては頻繁に訪れていたのだが、茅野にツルヤが出来てから、私はすっかり疎遠になっていた。
仮店舗での縮小営業中に訪れたのは初めて。
社主さまが店内で野菜を購入する間、私は店舗外の売り場に並んだ「春の山菜」を眺めていた。
タラノメ、コシアブラ、フキノトウ等々…
我が家の敷地内では、フキノトウは至るところで顔を出しているが、タラノメなんてまだ「枯れ木」のような状態だ。
タラノメの値段を見る。うわっ、このサイズのパックで800円位するのか…
実は、先日、道の駅 田切の里でタラノメを1パック購入したばかり。
ほぼ同じようなサイズのパックで、確か500円程だったよな。
タラノメの価格決定メカニズムってどうなっているんだろうか?
自由農園の買い物の後はツルヤかと思ったが、社主さまは「西友 富士見店」をご所望であった。
楽天の資本が投入されて以降の西友の良い意味での「変化」は目を見張るものが有る。
社主さまによると品揃えと生鮮食品系の品質向上が顕著であるとの事だが、私からすると「決済手段の多様化」が高評価。
我が八ヶ岳ライフ24年の中で、西友の利用頻度は昨年が最も高かったのは間違いない。
まずは、BBQ用の炭を購入。
その後、世の中、物価上昇が半端ないというので、良い社会勉強と思って売り場を眺めて回った。
だが、普段は食料品の買い出し等はしないのでどうもピンとこない。
ヨーグルト売り場まで来てなんとなく物価上昇の実感がわいた。
私の朝食に欠かせない「低糖ヨーグルト」の値段が2割弱上がったのかな?
西友で買い物を終えた後、帰路は鉢巻道路まで、ほぼ上り道の連続だ。
西友が標高で1,000m弱、たてしな自由農園の原村店が1,100m程度、そしてオフィス(&鉢巻道路)は1,300m程度だ。
西友周辺では、既に桜は満開の盛りは過ぎており、自由農園周辺はこれから正に満開期を迎えようとする風情であった。
ところが鉢巻道路まで来ると、漸く開花期を迎えた木がわずかにある程度。
そして、我が家の異形のソメイヨシノはまだ開花前。
まるで、桜の開花のプロセスを逆回しで見ているようで面白かった。
ちょっと驚いたのは「体感温度」だ。
西友周辺では汗ばむような陽気であったのが、オフィスはサラッとしていて、ひたすら涼しい。
車でわずか10分程なのに「別世界」だな!
「八ヶ岳ライフ」において、いかに「高度差」が及ぼす影響が広範かつ甚大であるかを再認識した。
珍しく買い物のお供をしたら、午後は仕事をする意欲がすっかり萎んでしまった。
やっぱり早めに温泉に行こう。
だが、鹿の湯は、今日は「全館休館日」であった事を思い出した。
今日はどこの温泉にしようか?
社主さまと相談して白州の「尾白の湯」に決定。
午後3時15分から1時間程、甲斐駒ヶ岳温泉の名湯に浸かった。
帰り掛けに、館内の売店をのぞいたら、ここでもタラノメを売っていた。
田切の里や自由農園と同じようなサイズのパッケージで値段は350円。
う~ん、タラノメの価格がさらにわからなくなってきたぞ!
どう見ても量は同じ程度なので、産地によって値段が変わってくるのかな?
タラノメにも「ブランドモノ」とか有るのかな??
当分の間、タラノメの値段で楽しめそうだな…
今日の午後は、八ヶ岳ライフにおける「高度差の重要性」を学び、「タラノメの価格の不思議さ」に惑った。
つまり、今日も平和で穏やかな1日だったという事だな…