昨日は臨時休業日を思い切りエンジョイしたので、今日は1日オフィスでデスクワーク。
朝から薄曇りであったが、午後2時過ぎからちょっと雲行きが怪しくなってきた。
そこで、雨が降り出す前に敷地内の散策をする事にした。
昨日の阿智村の花桃咲き乱れる華やかな光景とは対照的に、八ヶ岳西麓 富士見高原標高1,300mの地は、まだ桜すら開花していない。
我が家の「異形のソメイヨシノ」の開花日は、昨年が4月22日、一昨年が4月20日だった。
2020年は4月30日であった事を記憶している。
「4月最終週に開花してGWに満開を迎える」というのが、2000年からスタートした我が八ヶ岳ライフにおいて、長らく常識であった。
出張先の青森で、弘前城の満開の夜桜を楽しんだ2日後に八ヶ岳に出社したら、異形のソメイヨシノの蕾はまだ固かった。—そんな事も経験している。
要は、一昨年と昨年の開花日が「異常」と言える程に早かったのである。
今日はまだ4月12日だ。
出来ればあと2週間程は、異形のソメイヨシノには開花せずに頑張ってもらいたいな…
GW期間中に八ヶ岳の人口密度はウンザリする程に上昇する。
そんな時は出歩いたりせずに、満開の異形のソメイヨシノを愛でて過ごす。
その程度の「些細な喜び」を楽しめない程に、地球の発熱症状(温暖化)は悪化しているのだろうか?
そんな事を考えながら敷地内をノンビリと観察しながら歩いた。
さすがにこの時期目立つのは、蕗の薹(フキノトウ)ばかりだな。
と、思っていたのだが、敷地内の至る所で紫色の小さな花が咲き始めていた。
えっ、自生のスミレがもう咲いているの (°0°)
スミレも、我が家の敷地内では4月下旬から5月始め頃に開花するというイメージが、私的には定着していたのだ。
やっぱり、植物全般、生育する時期が早まっているんだな。咲き急ぎに、散り急ぎか….
こうなるともう「八ヶ岳異変」である。
24年間の八ヶ岳ライフで築き上げてきた自然界との関わり合いのリズムやパターンが、崩れつつある事を実感。
一体、八ヶ岳の自然界に何が起こっているんだろうか?