今朝はちょっと寝坊して、目覚めたのは6時半過ぎだった。
オフィスのウッドデッキに出てみると、庭が一面、雪に覆われていた。
積雪量は4cm位だろうか…
今年の冬、私が八ヶ岳滞在中に限定するならば、間違いなく「最大量の積雪」である。
オフィスウッドデッキに設置した温湿度計モニターのデータをうるちゃんで確認すると、今日の零時半頃「氷点下9.5℃」を記録していた。
今年の秋以降の最低気温記録をまた更新した事になる。
計測値が粗い表示の気温計だと「氷点下10℃」と表示されるんだろうな…
ちょっと気になって、表示期間を「今年度(2022年4月~)」に変更すると、やはり今日未明のマイナス9.5℃が最低気温だった。
一方、今年度の最高気温は31.3℃。最高気温が30℃を超えた日も、今年は「2日」あった事が確認できた。
「最高気温と最低気温の差が40℃以上」— これも「八ヶ岳ライフ」の現実なのだ。
8時過ぎに、野鳥レストラン3店への給餌を終えた後、敷地内を軽く散策した。
ここまで見事に雪に覆われたのは、私の滞在中では久し振りだな…
今年は社主さまと「雪のクリスマスイブ」を八ヶ岳で迎える事になるな。
D4は、見事に雪にコーティングされていた。
ちょっと離れた「お隣さん」のカントリーキッチンでは、駐車場の雪掻き作業が始まっていた。
今日もお客さんで賑わうのだろう。
庭のフラットスペースから眺めても、野鳥のレストランは3店共に「満員御礼」である事が確認できた。
次から次へと様々な野鳥が飛来する。
いいかい、野鳥さん達。
もし「善良な一般市民」である私が、何かの手違いで地獄に落ちてしまった時、君達は閻魔大王さまの前で、私を弁護する役目を果たすんだよ。
「この人は、冬になると私達に餌をタップリと分け与えてくれた、とっても優しい人なんです!」と、一斉に囀っておくれ。
今年なんて、ヒマワリの種は20kgで1万円を超えているんだからね!
オフィスに戻って、金融誌のチェックを始めた。
窓から2号店「スゴン」を見ると「キジバトのペア(夫婦)」がご来店中だった。
「キジバト」は「イカル」のように意地悪ではなく穏やかなのだが、カラ系さん達はキジバトご夫婦が来店中の時は、邪魔をしないようだ。
きっと仲睦まじい夫婦に気を使うんだと思う。
様子を見ていたら、一羽のイカルが飛来した。
キジバトさん達と揉めるのかなと思ったのだが、ご夫婦は悠然と食事を楽しみ続けた。
イカルも何もせずに、水皿の方に置いた少なめのヒマワリの種をおとなしく啄んでいる。珍しい光景だ。
イカルが「体格差」にビビっているのかなと思ったのだが、キジバト夫婦の穏やかで幸せそうな食事風景にちょっかい出す気が失せたのかもしれない。
イカル君、性格悪いと独り者になっちゃって、侘しい生活になるよ。
やっぱり野鳥さん同士、仲良くしようね!
しかしまあ、キジバト夫婦の仲の良さを見ていると、私も幸せな気分になってくるな…
夫婦関係は斯くありたいと、心底思った。
我が家の社主さま(家内)は、昨日の午後4時前に出社すると、本宅の掃除等、年末の準備をどんどん進めた。
今朝は8時過ぎから元気にミニパジェでテニスに出掛けて行った。
私もノンビリとかマッタリが嫌いで「動いている事」に喜びを感じるタイプだが、彼女はそれ以上だな…
午前10時過ぎ、オフィスの窓から眺める森の背景には、八ヶ岳ブルーの空が広がっていた。
大した雪にはなりそうもないな…
by『八ヶ岳稿房主』