今日が決算分析山籠もり期間狭間の「東京出稼ぎ日」最終日。
講演2件と南青山での会食をこなして、すべての予定が無事に終わった。
銀行の中間決算の発表が出揃ったのは11月14日。
まだ2週間ちょっと前にもかかわらず、今回の東京講演では、既に決算分析内容を盛り込んだ100ページ程度の新しい講演資料を使用した。
1989年5月に銀行アナリスト稼業をスタートした頃には想像も出来なかった「業務効率の劇的改善」である。
当時は表計算ソフトはマルチプランだったし、テキストはワープロ専用機を使っていたものな…
幸いな事に、IT機器やデジタル化に何のアレルギー反応もなく、むしろ若い頃から「大好き人間」だった。
最近は、DX好きにさらに拍車が掛かっているなと感じる。
少しでも仕事の無駄を無くして、効率的に業務をこなせるように、常に創意工夫もしてきた。
時間とお金もかなり投じてきたな…
まあでもそのおかげで、還暦を過ぎても自己完結型の仕事を誰の指図を受ける事なく、マイペースで続ける事ができるのだと思う。
前々から、常に新しいものを取り入れる意欲がなくなった時が、仕事を手仕舞う時だと考えてきたのだが、そんな時期はどんどん先になっているように感じる。
最近ちょっと嵌まっているのがAR(Augmented Reality) だ。
「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」での体験(妖怪カメラ)が切っ掛けなのだが、その後、ARアプリの「XR CHANNEL」とかをインストールして、次なる体験機会を探っていたのだ。
今回、銀座三越でARによるクリスマスツリーの「プレミアム点灯式」をするとの事で、とっても楽しみにしていたのだが、期間は12月1日~25日であった。
チッ、今日はまだかよ…
明日の早朝には、八ヶ岳オフィスに出社する予定なので、お楽しみは持ち越しとなった。
新百合ヶ丘駅に着いたのは午後4時半過ぎだった。
既に薄暗くなっており、ペデストリアンデッキを歩くと駅周辺のビルの明かりが目立った。
新百合ヶ丘駅周辺のイルミネーションはまだ点灯されていなかった。
確か午後5時からだったかな?
新百合ヶ丘駅のイルミネーションもAR体験できればお洒落なんだがな。
苦手な東京で3日間も続けて仕事を頑張ったからと、心優しき社主さまは、駅までギアちゃんで迎えに来てくれた。
自宅までは徒歩で12~13分なのだが、サラリーマン時代と同じように素直に甘える事にした。
思えば、3日連続で東京に出て仕事なんて本当に久し振りだな。
コロナ禍以降では記憶にないし、それ以前も、2日連続はあっても、3日連続は疲れるからという理由で、なるべく避けていたのだ。
我が社設立から早10年が経過。
東京へ出勤するサラリーマン稼業から卒業して10年3ヵ月か…
夕方の新百合ヶ丘駅周辺の情景には、妙な懐かしさを感じた。
さあ、明日からは、八ヶ岳オフィスで決算分析作業の再開だ!
by『八ヶ岳稿房主』