六本木ヒルズ倶楽部での講演後の夕食会を終えて自宅に戻ったのは、昨晩の9時過ぎだった。
外資系投資銀行の主催で、全国各地の地域銀行の東京支店長さん達を招いてのイベントである。
コロナ前は、秋のこの時期、屋形船を借り切っての、所謂、ドンチャン騒ぎだったのだが、コロナ禍でずっと中断。
オンラインでの講演スタイルを続けて来たのだが、3年ぶりに会食スタイルが再開できるようになった。
もっとも、8つのテーブルに分かれて、各席の間をアクリル板で遮るという「コロナ対応モード」。
それでも「多くの人が1カ所に集って会食する」という事が、漸く可能になったのである。
ちょっと感慨深いモノがあった。
自宅滞在2日間のショートステイで、今朝の7時半前に新百合ヶ丘自宅を発って、八ヶ岳オフィスへ出社。
八ヶ岳を離れたのは、わずか2日間だけだったのだが、紅葉が一段と進んだことを実感。
特に、ヨドバシカメラ研修センターの「楓」の紅葉は、24日の夕方に訪れた時とは比較にならない程に艶やかさを増していた。
10分程、ヨドバシカメラの敷地内を散策させてもらった。
9時半過ぎに八ヶ岳オフィスに到着。
休む間もなくお仕事開始。
金融誌の原稿など、今週中に〆切りが到来する案件をまだ2件抱えており、ノンビリしている暇がないのだ。
2件の〆切り案件が、残すところ最終チェックの段階まで進捗したのは、午後6時半過ぎだった。
今日の仕事はここまでとして、最終チェックは明日の朝にしよう。
明日は、チェック作業を終えた後は、この日曜日に仕事をした「代休日」とすることに決めた。
今回、社主さまは数日遅れの出社なので、さて、私1人で何をしてノンビリ過ごそうかな…
基本的に、仕事はずっと楽しいし、大好きだ。
そして、仕事が忙しかった後の「平日の休暇」は、楽しさがさらに増すのである。
普通の人が仕事をしている時に、好きな事が出来るのが最高なんだよな!
でも、そんな日が毎日続いたら、私は間違いなく飽きてしまうだろう。
私は、今年の9月に61歳になった。
知的好奇心が衰えない限りは、ずっと仕事を続けていきたいと思う。
自分の会社なので「定年」を決めるのは私自身なのだ。
明日もきっと「快晴」だな…
by『八ヶ岳稿房主』