この夏の八ヶ岳滞在期間は明日が最終日。
今日は早朝から、私はひたすら講演資料の作成に没頭。
社主さまは、昨日からオフィスのエントランス・アプローチ改造に取り組んでおり、今朝も7時過ぎからその続きの作業を始めていた。
仕事中、何度もオフィスの屋根に「コツーン コロコロ」という音が響いた。
山栗の実が落ちて屋根を叩き、その後、転がり落ちる音である。
今日は朝から素晴らしい八ヶ岳ブルーの空が広がっている。
本宅とオフィスの間に自生している山栗の木の梢を見上げる。
今年の山栗は「異常と思える程の鈴生り状態」だ。
あの高さから山栗の実が落ちて頭を直撃したら惨事だな…
山栗の下で庭仕事をする場合は、草刈り用のヘルメットを着用すべきだと気が付いた。
私は幼少期に、樹上から落ちた山栗の実の頭部直撃や、焚き火に焼べた山栗の実の爆発によって友人を何人か亡くしている(ような事はない)。
この大量の山栗の実との付き合い方を本気で考える必要がありそうだ。
9時半頃になって、社主さまがエントランス・アプローチの仕切りに使うブロックの数が足らないので追加調達したいと言ってきた。
綿半Jマート富士見店にあった在庫は、昨日、すべて我が家が購入してしまったので、同じ綿半Jマートの長坂店に出掛ける事にした。
八ヶ岳オフィスを10時20分に発って、途中、小淵沢の郵便局によって、長坂店着は11時少し前だった。
ミニパジェくんのドアを開けて、思わず夫婦揃って同じ言葉を発した。
「何なのこの暑さ?」
長坂ICは標高700m程度だったはずなので、八ヶ岳オフィスとの標高差は600m強。
標高差による気温の違いは3.6℃程度のはずなのだが、体感的には5~6℃は暑いように感じた。
おそらく標高差に加えて、脳が「環境差」を感じるのだろう。
お目当てのブロックの在庫はたっぷりと有ったので、買い物の目的は早々と達成。
その後、お隣のきららシティ内のベーカリー・ブリエでパンを購入。
お次はランチタイムだ!
実は、長坂店に行くと決めた段階で、夫婦共にランチは「とんぼ」のチャーシューメンと即断。
ラーメンに対する人の好みは様々だろうが、私達夫婦が八ヶ岳近辺でリピートするお店は、茅野の「麺屋蔵人」と「とんぼ」の志那蕎麦、それも「チャーシューメン」だけなのだ。
11時半の開店と同時に入店して、2人共、チェーシューメンを久し振りに味わった。
オフィスに戻ったのは12時20分。
こうして、2時間程で「買い物&ランチ」は完了。
最近、「仕事と趣味の領域」が一段と曖昧になってきた理由がなんとなくわかった。
それは「仕事」の中に、こんな感じに「日常生活(プライベート)」が自然に溶け込んで一体化しているからだ。
「八ヶ岳ライフ」と「零細企業経営者」の特権だな…
by『八ヶ岳稿房主』