昨日の午後から、我が家にはゲストが2人滞在中。
名古屋赴任中の次男とそのお嫁さん予定のお嬢さん(Sちゃん)である。
元々は、日曜日から滞在の予定だったのだが、2週間の夏休みをとった次男が、その初日に40℃近い高熱を発し、検査の結果「新型コロナ陽性」だった。
結局、彼は5日近く38℃以上の強烈な身体の怠さ(痛さ)に苦しんだようだ。
「コロナのどこが軽症なんだ。本当にキツかった。」と感染者ではなければ語れない実態を教えてくれた。
発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過という「隔離期間」が月曜日に無事に終わって、2日遅れの「八ヶ岳での静養」となったのである。
富士見高原(病院)は、「高原のサナトリウム」として名を馳せた地である。
のんびり休みながら、八ヶ岳ライフを楽しめばよいのだ。
本宅の2階は、主寝室とゲストルームになっている。
ベッドがそれぞれ2台、4台置いてあるが、これ以外にオフィスロフトのアッパースペースでも眠る事ができる。
実は、このロフトスペースが本当に快適で、私が単独滞在の時には、ほとんどオフィスで寝起きしてしまう。
そんなわけで、当分の間、本宅は次男ペアに明け渡す事にした。
名古屋(次男)と東京(Sちゃん)で働く2人は、滞在初日から「涼しい」と「カラッとしている」という言葉を連発。
そうなのだ「湿度が低い」という事が「避暑地」にとって極めて重要な要件なのである。
アルコールを一滴も嗜まない私と違って、次男ペアは「お酒は何でもOK」との事。
茅野のツルヤで「長野の地ビール」や「蕎麦焼酎」等々を買い込んで、夜は初日から「焚き火」を囲んでの「酒盛り」を楽しんでいた。
私は何故か「鮎の塩焼き」を焼く役割となった。
お酒を一切飲まないし、川魚があまり好きではない私にとって、どう考えても「損な役回り」である。
鮎を焼きながら、ファンタスティックなアイデアが閃いた。
そうだ、敷地内に生える様々なキノコが食用可能かどうかを(人体)実験する良いチャンスだぞ!
次男はコロナを克服した直後なので、きっと「毒キノコ」に対する耐性が高まっているに違いない(確たる根拠はないけれど…)。
多少の事があっても重症化はしないだろう(あまり自信はないけれど…)。
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今朝は6時前から敷地内を散策。勿論「キノコ探し」を兼ねている。
例年であれば、実に様々なキノコがツリーハウスの建設予定スペースに顔を出す時期なのだが、何故か今年は、ほとんど見当たらない。
やっと2種類のキノコを見つけたが、残念ながら食材に利用できるような外見ではなかった。
チッ、これも異常気象の影響かな?
朝9時から早くも2回目の敷地内散策。
キノコの探索範囲を隣接する財産区林にまで拡大したが、やはりまったく見当たらない。
今晩の「キノコ実験」は断念せざるを得なかった。
それにしても、今日も素晴らしい「八ヶ岳ブルー」の空だ。
財産区林内の「涸れ沢」の状況を確認に行ったが、水が流れた気配はまったくなかった。
この涸れ沢(フウキ沢)の周辺は「森の緑のドーム」的雰囲気を醸し出しており、私のお気に入りスペースなのである。
敷地内のフラットスペースに戻って、お庭の縁台に寝転がって空を見上げた。
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あ~あ、本当に気持ち良い朝だな…
「敷地内のフラットスペースを大切に上手く使う」— これは、1999年、八ヶ岳で第2の拠点探しをした際に、最初にお世話になった不動産業者さんのアドバイスのひとつであった。
アドバイスの的確さを改めて実感。
まあ、たまには「ゲスト(お客さん)」がいるのも悪くないな。
「実験の甘い誘惑」は、まだまだ続く…
by『八ヶ岳稿房主』