いざ「八ヶ岳」へ — 樹木に守られた暮らしのスタート

南房総での所用を、昨日の朝の内に慌ただしく終えて、新百合ヶ丘の自宅に戻ったのは午後1時過ぎ。

宿泊した鴨川から自宅までの走行距離は約150km。自宅から八ヶ岳オフィスまでと、ほぼ同距離であった。

自宅で1時間程休んでそのままオフィスに出社しようかと思ったのだが、さすがにちょっと強行軍過ぎる。

社主さまより、午後はテニスに行きたいとのご要望もあり、結局、午後10時過ぎに自宅を発つ「出社パターン」に決めた。

世の中には「鉄人」と称すべき種類の人間が確かに存在する。

今回の南房総往復トリップの3分の2以上は、社主さまが運転したのだが、彼女はそんな疲れは微塵も感じさせない。

結局、炎天下午後5時過ぎまでテニスを楽しんだようだ。

「ダブルスの試合が4試合も出来たわ…」と言って、ケロッとしていた。
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八ヶ岳出社は、ギアちゃんからバトンタッチを受けた「社用車 D4」である。

さすがに午後ノンビリと休んだ私が運転し、オフィス着は、今日の0時15分過ぎ。

丸1ヶ月間閉め切ったままのオフィスの到着時の室温は23.6℃もあった。湿度は39%とやや乾燥気味。

熱気を開放するために、夜の間も窓を3カ所開けたままにすることにした。

今朝目覚めたのは午前6時過ぎ。オフィスのデスク上の窓を完全に開いて庭の様子を眺めた。

「八ヶ岳ブルー」の空が広がる爽快な朝だ!

オフィスのデスク上の窓を全開すると、八ヶ岳ブルーの空が広がっていた。

オフィスの温湿度計をチェックしたら、室温は21.3℃に下がって、湿度は46%に上がっていた。

夜の間も窓を3カ所開いたので、1ヵ月閉め切ったままで溜まっていた熱気が開放され、快適なオフィス環境が実現。

うん、ちょうど快適なレベルになったな。

猛暑が続いた「自宅」、気味悪い程の「湿度(海風の影響かな?)」がまとわりついた「南房総トリップ」とは、正に「別世界」の快適さである。

早速、朝の珈琲(今日は富士見高原ブレンド)を淹れて、オフィスのウッドデッキで味わった。

早速、オフィスのウッドデッキで朝のお庭珈琲を味わった。
丸1ヵ月も八ヶ岳オフィスを離れていたので、敷地内や隣接する財産区林の樹木の様子が様変わりになっていた、

6時半過ぎから敷地内の点検。

ホスタさん達は鹿の食害はほとんど無かった。トリグラフ護衛隊群に感謝だな!

ホスタさん達は鹿の食害はほぼ皆無。2株だけ、花をちょっと囓られたような痕跡があったが、鹿の食害かどうかは不明。

満開の時期は過ぎたようだが「ヤマボウシ」の花が美しい。

ヤマボウシは満開の時期はもう過ぎているな…
でも、やっぱり我が家の敷地内の「優等生」である。

本宅とオフィスの軒を中心に「蜂の巣」がないか丁寧にチェック。

1ヵ月も留守にしたので、直径10cm前後の小さい巣が3~4個はあるだろうと覚悟していたのだが、幸い、まったくなかった。

本宅もオフィスも「蜂の巣」はひとつもなかった。これもおそらく初めての事だ。

社主さまお手製の「女王蜂殲滅器(https://triglav-research.com/?p=37555)」の効果だろう。

一方で、前回滞在時に芝刈り・草刈りはしていなかったので、敷地内はかつてない程に「雑草」が伸び放題。

今日から数日は「草刈り」が日課となりそうだ。

う~ん、庭の雑草がここまで伸び放題になったのは初めての経験だな。こりゃ、数日は「草刈り」が日課となるな…

2000年からスタートした「我が八ヶ岳ライフ」の基本コンセプトは「樹木に囲まれた暮らしの実現」であった。

そんな思いが達成できていることを最も強く実感できるのが夏場(7月~8月)なのである。

だが、地球温暖化による異常気象が加速する中「囲まれた」という表現が適切ではないなと感じるようになった。

オフィスの周辺は様々な樹木に囲まれて、快適な仕事環境にある。正しくは「守られて」である!

実際は、樹木は「守護者(Guardian)」なのである。

さあ、今日から「樹木に守られた暮らし」のスタートだ!

 

by『八ヶ岳稿房主』