『青と白の時 2022』— 何もかもが爽やかな素晴らしい朝!

日々刻々と変動する株式市場に接し、その中でも最もボラティリティーの高いセクターのひとつである「銀行業」を分析対象としたビジネスに携わって、今年で34年目を迎えた。

慌ただしく、常に変化(変動)する環境にずっと身を置いてきたので、「まったり」とか「のんびり」とかいう状況は「稀(まれ)」であるからこそ価値や有り難みがあるのだと考えるようになった。

「次にやる事が決まっていない」などという環境が続いたら、すぐに苛々が募ってくる。

タスク(To Do)リストが真っ白なんて状況には、恐怖感のようなモノを覚えるので、常に「タスクの適正在庫」を維持するようにしている。

これを計画通りにこなして行く事の「爽快感」が最高なのだ!

だが、数年に1回位は、様々な偶然が重なって、適正在庫の3~4倍位「やらねばならない事」や「やりたい事」が溜まってしまう事がある。

昨年の11月下旬頃に、正にそんな状況に陥ってしまった。

年末までに適正在庫の2倍程度までタスク処理を進めて一段落。

正月休みはのんびりと過ごして「今年は敢えて易きに流れる(楽な道を選ぶ)事にしようかな」なんて柄にもない事を考えたのである。

でも、わずか数日で気が変わってしまった。

正月休み明けから、昨年10月に発行された直後に購入し「積ん読」状態になっていた「LIFE SHIFT 2―100年時代の行動戦略」を一気に読んだのが切っ掛けだった。

その後、約6年ぶりに「LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略」も読み返してみた。

6年前に「人生戦略」を読んだ時には「社会構造変化を予測する上で読んでおくべき教養書の内の1冊」といった程度の評価であった。

だが、コロナ禍というビッグプッシュによって世の中の構造変化が一気に加速する環境の中で「行動戦略」と「人生戦略」を逆の順番で読んでみたら、妙に心の琴線に触れるものがあった。

おいおい、昨年「還暦」を迎えたからって「易きに流れる」なんて発想は間違っているぞ!

これからの40年間の「人生&行動戦略」を再構築する「攻めの時期」が到来しているんじゃないのか?

のんびり、マッタリしている暇なんて全然ないぞ!

我ながら清々しい程の「掌返し」である…

元々、今年は2019年以来となるBPR(厳密には、【LPR】Lifestyle Process Reengineering)を1月から着手し、3月末を目途に終える予定であったのだが、これに加えて、仕事の方でも計画外のプロジェクト案件が舞い込んだ。

当然ながら「やらねばならない事」が急増するので、1月中旬には、タスクの積み残しが適正水準の4倍程になってしまった。

う~ん、こりゃ久々の手一杯状態の波状攻撃だな… なんかとっても面白くなってきたぞ!

ちょっと無理をして、2月の中旬までに巡航速度に戻そうと目論んだ。

「戒厳令下」にある事を幸いに、1月末までに東京での対面系の仕事をすべて終えて、2月2日から社主さまと八ヶ岳に「山籠もり」。

「他人を見たらオミクロン陽性者と思え!」を行動指針の一つとして「穴熊戦術」を徹底し、積み上がったタスクを着実にこなしてきた。

タスクリストが適正在庫水準まで「あと一歩」程度になったのは、昨日の事だった。

朝一番で月末締め切りの2本の原稿の資料準備や3月の講演関係の打ち合わせを済ませて、昼前には社主さまと富士見と茅野に買い出し&D4の給油にお出掛け。

午後1時の時点で、適正水準を上回るタスクは残り5つ程となった。さあ、最後の踏ん張りだぞ!

銀行の第3四半期決算の短信の整理や届いたばかりの「一太郎2022」のインストール作業等を終えて、残すのはあとひとつ。

「確定申告」をe-Taxシステムで終えたのは午後4時半過ぎであった。

やった\^^/ これで、一区切り付いたぞ!
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2月2日からの山籠もり期間中は、ほとんどが「快晴&暖冬」状態で、本宅やオフィス周辺の雪はほとんど解けてしまっていた。

だが、昨日は朝から久し振りに本格的な雪が降った。

降りしきる雪の中、野鳥さんのレストラン「プルミエール」と「 ティエル」は、大繁盛の満員御礼状態。

レストランオーナーとしての満足感にも浸れた1日だった。

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雪は昨晩の内に降り止んで、今日は早朝から八ヶ岳ブルーの空が広がった。

オフィスの窓越しに庭を眺める。最高に爽やかな朝だな!

朝の珈琲を味わった後、8時前から活動開始。

ウッドデッキの上に積もった雪の深さを測ったら、積雪量は21cm程度だった。なんだ、大した雪じゃなかったな。

ウッドデッキの手すりに積もった雪で積雪量を測定。結果は21cm。全然大したことないよな…

しかしまあ、見事なパウダースノーである。苺ミルクのかき氷にしたら美味しそうだ。

雪が積もった翌日に私が真っ先にするのは「轍付け作業(敷地内移動の動線確保)」である。

真っ白な雪原と化した庭は、自分の足で轍を刻み、枕木スロープはD4で轍を確保する。

昨晩は鹿軍団も我が家の庭に侵入してこなかったようだ。無垢の雪原に自分の足で轍を刻むのは、気分爽快である!
う~ん、D4、見事に凍っているな…
まずは枕木スロープをD4で数回往復して、轍を作るのが雪が降った翌日の定番作業である。積雪量35cm位までは、D4は何の問題もなく走行できる。今日の20cm程度の積雪ならば「遊び程度」の作業だ。

この一連の作業を終えた後、9時過ぎから改めて庭を散策(雪中行軍と言うべきか?)。

私の大好きな『青と白の時 2022』の到来である\^^/

庭は完全に白い雪原と化した。
メインシンボルツリーである「ウラジロモミ」も雪を纏って一段と存在感が増している。
本宅の屋根には見事な氷柱が形成されていた。
昨日は「2022冬期シーズン」において最大の積雪量となった。敷地内はスッポリとパウダースノーに覆われた。
オフィス上空に広がる空を一段と清々しく感じるのは気のせいだろうか?

その後、オフィスでココアを飲んでいたら、9時半過ぎに重機の音が聞こえてきた。

富士見高原リゾートの除雪車である事がすぐにわかった。

昨日は、私達が買い出しに出掛けていた間に除雪が済んでいたので、運転手さんにお礼を言おうと思って枕木駐車場に出た。

枕木駐車場に面した町道を3往復して除雪をしてくれた。

「本当にいつもありがとうございます。」とお礼の言葉を伝えて、深々とお辞儀。

駐車場の前まで除雪してくれる事のありがたさを改めて実感。

「ゴミ出しと除雪の利便性が、八ヶ岳ライフを快適に過ごす上での重要ポイント」であると教えてくれた不動産屋さんの的確なアドバイスに感謝するしかない。

タスクリストも計画通りに適正水準に戻り気分は爽快。何もかもが爽やかな素晴らしい朝だな!

やっぱり、八ヶ岳ライフはこうでなくっちゃ…