夜の庭は「動物たちの社交場」—でも「猿」の侵入は許さない!

昨日、一昨日の冴えない天気から一転、今日は朝から終日、素晴らしい八ヶ岳ブルーの空が広がった。

我が家の敷地内の広葉樹は、まだほとんど色付いていないが、風の通り道を流れる風の冷たさが、昨日の雨を経て、秋が一段と深まった事を伝えてくれた。

今日は本当は「代休」に最高の日だったんだがな… オンライン講演が複数あったので仕方ないや。

本来ならば、前週末の代休を取って、お外ハンモックをお供にどこかに遊びに行きたいところだが、今日はオンライン講演の予定が入っているため、夕方まで身動きがとれなかった。

講演の合間に敷地内を散策するのが、今日の唯一の楽しみ。

「キノコ園」と化している三角地には、相変わらず次から次へと新しいキノコが生えてくる。

しかしまあ、切り株を残しておくと本当に色々なキノコが生えてくるんだな…
この切り株も凄いな… 美味しそうなキノコに見えるんだが…

中には明らかに動物に食い散らかされた跡が… これもやっぱり「鹿」の仕業だろうか?

何かは不明だが、明らかにキノコが動物に食い散らかされた跡を発見。しかし下品な食べ方だな…

でも、あの愛らしい「すずかちゃん」が、こんな下品な食べ方をするとは思えないな。

芝生を植えてある約200坪のフラットスペースは、敷地内の「開放感」を楽しむ役目を果たしている。

ここは、シュガーメイプルを1本植樹しただけで、他には一切何も植えないと決めている(勿論、洋芝は別だが)。

この約200坪のスペースは、ゴチャゴチャ感無しの「開放感」を楽しむスペースである。洋芝以外の余計な物は一切植えないと決めている。そして、ここが夜は動物達の「社交場」となるのだ!

「お庭の縁台」をぽつーんと置いて、晴れた日に、ここに寝転がりながら本を読んだり、音楽を聴いたりして過ごすのは、八ヶ岳ライフの楽しみのひとつである。

だが、残念ながら、今日はそんな時間の余裕は無い。

オフィスに戻ろうとした際に、夜間の動物行動監視カメラ「ホークアイ」を縁台の足元に8月下旬から設置してある事を思い出した。

ホークアイをお庭の縁台下に設置したのは8月下旬。そそそろ回収して、次の任地に赴任してもらうことにした。

そろそろ場所を移動するタイミングである。ホークアイを回収して、オフィスに戻った。

今日のすべての仕事の予定を終えたのは、午後5時45分。

オフィスウッドデッキに出てみると、ちょうど黄昏時だった。

5時45分。既に富士見町の日の入り時刻(5時15分)を30分程過ぎており、正に夕陽が沈んだ後の「黄昏時」だ。
6時15分になったら、オフィス周辺は一気に暗くなって「夜」を迎えた。

今日は、焚き火はどうしようかな?

既に今回の滞在中に5回も楽しんでいるので、今日はお休みとして、ホークアイの画像を取り込む事にした。

お庭の縁台への設置日数は約1ヶ月半だったが、まあ見事に連夜、動物が我が家の庭を我が物顔で動き回っている様子が録画されていた。

鹿なんて、毎日録画されていた。我が家の庭の「夜の支配者」だな。

これが、今年になって、我が家の敷地周辺を常にウロチョロしていた「鹿の親子」。ほとんど毎日、画像が記録されていた。
この写真が「すずか」ちゃんだと思うのだが… 9月の20日頃から、母鹿の映像が残っていない。「親離れ」があったと思うのだが、もしかすると「親子鹿」とは別の鹿なのかもしれない。
「鹿の親子」以外の映像もウンザリする程、録画されていた。この「牡鹿」は10頭位の群れで映っていた。

「すずかちゃんと母鹿」と思われる映像が圧倒的に多い。

だが、9月の20日頃からは、母鹿の映像は無く、すずかちゃん単独となっていた。この頃が「親離れ」の時期だったのかな?

今年の春先までは、鹿に次いで頻繁に映像が残されていた「(野良)猫」がまったく映っていなかった。猫は嫌いだから良い傾向だな。

代わりに「狐」と「狸」が、かつてない程に登場。

このシルエットは「狸」で間違いないな…
「狸」が登場する映像は20枚以上あって、「鹿」に次いだ。
とってもわかりやすい「狐」の後ろ姿。狐が登場した映像は「狸」の半分程。現状は「狸」が優勢のようだ。

我が友、リスの「ミッターマイヤー」にとっては野良猫以上の脅威かもしれないな。

あれっ? 何か光り輝いて、高速で動く動物の「謎の映像」もあるぞ??

これは「狐」だろうか? もの凄いスピードでホークアイの前を走ったことになる。UMAだったら面白いのだが…

体型的には「狐」っぽいが、凄いスピードで動いたんだな…

UMAだったら面白いのだがな。

私が「ホークアイ」を設置する最大の理由は「熊」の出没確認なのだが、これまで映像が記録された事は一度もない。

最近、新たな脅威として「猿」の活動領域が拡大中である。

実際、私も旧立場川橋梁の近くで罠に捕獲された「猿」に出会ったことがある。

旧立場川橋梁近くで撮影した「罠に掛かった子猿」。私は「猿」は嫌いだ! 我が家の敷地内に侵入してきたら躊躇なく闘う。エアガンとドローンによる「威嚇攻撃」で「徹底撃退戦」を想定している。

「熊」は恐いが「猿」はそれ以上に嫌いだな…

「猿」がもし、我が家の敷地内に進出してきたら「撃退戦」で徹底的に闘うぞ!

まあ、「鹿」「狸」「狐」だったら、夜の我が家の庭での活動を許してあげよう。

そこは「動物たちの社交場」なのだ!