八ヶ岳「森の恵み」との付き合い方

今日は10月1日。今年も残すところわずか3ヵ月か…

台風16号が私の生まれ故郷の南房総に接近しつつあるが、八ヶ岳オフィス周辺は、朝から風も無く曇り空が広がっている。

雨は時折降るものの小雨程度。大型台風が近付きつつある気配は感じられない。

まあ「冴えないが静かな1日」だ。

仕事の合間に庭を散策。この時期はまだ紅葉前なので、目立つのはやはり「キノコ」である。

今年は「当たり年」のようで、次から次へと顔を出してくる。

もっとも、敷地内に満遍なくキノコが生えているわけではなく、その内の9割程は「ツリーハウス」建築予定地である「約100坪の三角地」に集中している。

八ヶ岳の敷地は、最初に300坪を購入し、その後、隣接する土地を200坪、100坪と追加で購入していった。

①開発される心配のない財産区林が隣接する事 ②我が家以外に利用価値のない(将来、追加購入可能な)隣地がある事 というのは、八ヶ岳本宅購入時のかなり重要なポイントだった。

そして、本宅購入後、約10年掛けて「我が家だけの利用価値」を計画通りに実現していったのである。

この三角地は敷地の中では最も低い位置にあり「財産区林」に三角形の一辺が接している。

元々は赤松、唐松、広葉樹が密集して生える「林」のようなスペースだった。

この奥の三角地はかつてはほとんど「林」のような状態だった。ツリーハウスの建築予定地として私が整備を進めたのだが、切り株は残したままにしてある。

2回に分けて「松」を中心に思い切った伐採を行ったので、現在は林床の陽当たりもかなり良くなってきた。

いつになるかは未定だが「ツリーハウス」が樹上に出来上がれば、最高の「森の憩いの場」になるだろう。

将来のシンボルツリーとして、周辺にはシュガーメイプルやハリエンジュなど、敷地内では異色の樹木を植えてある。

このスペースのもうひとつの特色は、伐採した木の「切り株」を撤去せずに、そのまま放置してある事だ。

これについては、切り株処分コスト節約という面もあるが、最初に木の伐採を依頼した業者さんのアドバイスの影響が大きい。

業者さん曰く「建物を建てたり庭作りをするのでなければ、切り株は放っておけば朽ちていくので、わざわざ掘り起こして撤去する必要は無いよ。切り株にはキノコも生えてくるんで、それも楽しみになるから。」との事だった。

そして、その通りになった。

朽ちつつある切り株に、実に様々なキノコが生えてくるのである。

木の伐採業者さんが「切り株に生えるキノコの楽しみ」を教えてくれた。確かにこんな具合にキノコが沢山生えている。
このキノコは切り株に直接生えたわけではないが、切り株から伸びた根の上に生えている。
これも木の切り株に生えたキノコである。種類名はもう、何でもイイ…

この三角地は、さながら「キノコ園」の様相を呈している。

これまで、当『八ヶ岳稿房』で様々なキノコの写真を掲載したが、そのほとんどは、このスペースで撮影したモノだ。

これだけ色々なキノコが生えるのだから「食用」も間違いなく含まれていると思う。

だが、「素人の図鑑判断」がいかに危険であるかは、私は十分に理解している。

今年はあまりにも「豊作」なので「キノコの達人」みたいな人に「種類判定」をお願いしようかと思い、社主さまに相談してみた。

回答は「明確な却下」。

毎年、キノコに慣れた地元の方であっても、毒キノコによる「食中毒事故」は必ず起きる。

社主さまによると、今年は例年以上に事故が多いと、長野のローカルニュースが報じていたようだ。

敷地内に生えたキノコをわざわざ食べなくても、この時期、キノコなんて色々な場所で(それも安い値段で)売っているので、それを購入した方が賢いと、社主さまは断言した。

我が社の最高権力者の判断であると同時に「合理的な考え方」であるのも確かなので、私としては従うしかない。

「マツタケにソックリのキノコでも同じ事を言えるのかい?」と反論しそうになったが、じっと堪えた。

「零細企業経営者」とは、そういうものなのである。

そんなわけで、我が家の「キノコ園」の産物は、あくまでも私の「自然観察の対象」であり、或いは、「森の動物達への贈り物」として、その短い生涯を送る事になるのだ。

折角の「森の恵み」なので勿体ない気もするのだが…

もっとも「森(或いは庭)の恵み」は、他にも色々とある。

例えば、我が家の庭の優等生で「植樹第1期生」の「ヤマボウシ」が、今年も沢山実をならした。

我が家の庭の優等生(学級委員長)である植樹1期生の「ヤマボウシ」。鹿の食害はなく、花は美しく開花期は長い、そして大量の実をならすのだ!

残念ながら自宅滞在中の2週間で、多くの実が熟して地面に落ちてしまったのだが、それでもまだかなりの数が真っ赤になって枝を飾っている。

自宅に戻る前には、この3倍位は実が付いていたのだが、こんなに減ってしまったな… かなり残念なのだが、まだ実が熟していなかったので仕方ない。
ヤマボウシの枝の下には、こんな感じで大量の実が落ちていた。勿体なかったな…

そこで昨日、脚立を使って社主さまと収穫。プラスチックの籠3分の1程の成果を得た。

何を作るのかと尋ねると「ものすご~く美味しいジャム」という言葉が返ってきた。

5分程でプラスチック製のカゴの3分の1程のヤマボウシの実が収穫できた。2週間の自宅滞在中に、かなりが落果してしまったのが残念だ。

まあ、キノコと違ってヤマボウシは食中毒の心配は無いので、そのジャムは安心だな。

今朝の朝食のヨーグルトには、早速、マヌカハニーとヤマボウシジャムがトッピングされていた。

ヤマボウシの実は、表面を覆う皮の部分等の不純物を取り除くので、実際に出来上がったジャムは瓶の半分弱程度になってしまう。
ヨーグルトにマヌカハニーとヤマボウシジャムをトッピング。見た目は「梅干し」のようだが、結構マッタリとした甘味で本当に美味しいジャムなのだ!

見た目は「梅干し」みたいで、やや弾力のある食感なのだが、味は「絶品」。

マンゴーとアケビ(懐かしいな…)をミックスしたような風味で、本当にヨーグルトにピッタリなのだ!

う~ん、自分が植えて20年間育てた(何もしていないが)ヤマボウシの実で家内が作ったジャムを味わうか…

これってやっぱり「八ヶ岳ライフ」ならではの喜びだな!

キノコの方は、誰の仕業かは不明だが、明らかに森の動物たちが「食い散らかした(囓った)跡」が残されている。

このキノコは明らかに動物が食い散らかした形跡があった。鹿だろうか?
これなんて、どう見ても囓った跡だよな…

こちらの「森の恵み」は、私が植えたわけじゃないので、動物たちにお裾分けするのが筋だよな…

何事も「欲を出し過ぎない事」って大切なのだ!

 

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