長年購読していた「趣味系」の雑誌を一気にデジタル購読に切り替えてから、早5年以上が経過した。
現在、デジタル版が発行されているにもかかわらず、依然として紙版の購読を続けているのは、小学館の『BE-PAL』とヘリテージの『趣味の文具箱(趣味文)』と学研出版の『ドゥーパ!』の3誌のみだ。
BE-PALは「月刊」、趣味文は「季刊(1/4/7/10月)」、ドゥーパは「隔月刊(2/4/6/8/10/12月)」で、年に2回だけ、3誌がほぼ同じ時期に八ヶ岳オフィスに届く。
それが3月と9月の10日前後、そう、正に先週末がそのタイミングであった。
BE-PALは、一度はデジタル版購読に移行したのだが、デジタル版には無い「附録」があまりにも魅力的であったため、再び紙版定期購読に戻した。
定期購読すれば附録の内容によって上乗せされる価格部分への支払いが不要となるため、とても「お得」でもあるのだ。
今月号の附録は「鋳鉄製スキレットmini Ⅱ」。
BE-PALがパイオニア的役割を果たした「ソロBBQ(或いはキャンプ)ワールド」の王道的グッズだ。
気が付けば、私のソロBBQグッズの品揃えはBE-PALの附録だけでかなり充実してきた。
私もファミリーキャンプの道具は一式保有しているが、実はキャンプにはあまり興味は無い(テント等の設営と撤収時間が勿体ない)。
ソロ・キャンプの「一人で自然に溶け込む(一体化する)」という要素は、八ヶ岳オフィスでも十分に堪能できるので、特に魅力を感じない。
社主さまと枕木テラスでの「お外BBQ」は頻繁に楽しむが、その際に、ソロBBQグッズの出番はないので「宝の持ち腐れ」状態になっている。
最近、ソロBBQグッズのお洒落な活用法を思い付いた。
オフィスから車で5分程の場所にある「立場川キャンプ場」は、WOWOWドラマ「ペンション メッツァ」第2話の撮影舞台となった地である。
利用料金は1人1日600円なので、お外珈琲とソロBBQのセットだけ持って、平日、それも快晴の日にD4でぶらっと半日位、遊びに行こうかと思っている。
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「趣味文」と「ドゥーパ」は、わざわざそんな事をしなくても「最高の楽しみ方」がある。
それは、届いたばかりの2誌をメインウドッデキやオフィスウッドデッキのガーデンベッドに寝転んで読む事だ!
雑誌の発行時期的には、年2回チャンスがあるわけだが、3月初旬の八ヶ岳オフィスはまだ寒く、ガーデンベッドはオフィスの地下室で休眠中である。
ゆえに、9月のこの時期が年に1回だけの「至福の時」となる。
この2誌をデジタル版に切り替えなかった理由は簡単だ。
見開きA3サイズで連続するコンテンツをそのままの大きさと雰囲気で楽しむ事。こればかりは、iPad Pro 12.9inchでもさすがに無理なのである。
この2誌を読む時は、お外ベッドのお供 Bose の SoundLink Revolveも不要。BGMは「野鳥の囀り」だけで十分だ。
唯一のお供は、最近利用頻度が激減しているポストイット「フィルム付箋」である。
趣味文とドゥーパで気になるページがあると片っ端から付箋を貼っていく。
今号では、趣味文であれば「RoWrite 2」、ドゥーパであれば「森の見張り塔」などは、思わず引き込まれるような内容だった。
オフィスに戻った後に、デジタル版で付箋を貼ったページを iPad Proでスクショ。
そうすれば自動的に Dropboxに同期・保存され、いつでもどこでも、私のお気に入りコンテンツにアクセス出来るようになる。
趣味系雑誌を「紙版とデジタル版の合わせ技」で楽しむ醍醐味である!
BE-PAL以外の2誌は、趣味系でもかなり「マニアック」と言い得る位置付けの雑誌である。
趣味文とドゥーパ!には、どうかこれからも頑張って「紙版」の発行を続けて欲しいと思う。
私の「些細な喜び」のために…