八ヶ岳界隈のテニスコートのレンタル料は、ちょっとビックリする程に「安い」のだそうだ。
私は興味ないのだが、テニスが趣味の我が社の社主さまにとっては「大きなメリット」であるらしい。
例えば八ヶ岳オフィスから車で7~8分程の場所にある「富士見町の乙事テニスコート」はクレーコートが4面ある。
1面を借り切る料金は、9時30分~12時と17時~22時が540円、12時~17時が1,070円なので、社主さま曰く「午前中4人でプレーするなら1人当たり135円の料金で済むのよ!」との事。
540円÷4人なので、言われなくても確かにそうだ…
これは富士見町に限定したわけではなく、周辺の市町村はどこも「公営」のテニスコートを保有しており、町民(市民)であれば格安の料金で利用できる。
茅野市は、図抜けて豪華で、確か10面もあったんじゃないかな….
社主さまが昨日プレーしたのは、お隣 北杜市の「武川テニスコート」。
一緒にプレーした人達から、北杜市の他のテニスコートの事やそこを利用するテニスサークル & スクールの情報を得たようで、今日は「白州」と「明野」のテニスコートも見に行きたいとの事。
人間の友達はいないし、社主さまに飼い犬(豚)のように懐いている私は、大喜びで尻尾を振って(巻いて)、D4のドライバーとしてお供する事になった。
「敷地内で楽しむ八ヶ岳ライフ」の方針は、今日の午前中は撤回を決定。「掌返し」は、得意中の得意なのだ。
8時半過ぎにオフィスを発って、目的のテニスコートを「白州」⇒「明野」と回り終えたのは9時45分。
さあ、これからが「社主さま おもてなし企画」のスタート。零細企業経営者の「心配り(忖度)」の見せ所だ!
最初のおもてなしは「明野のひまわり畑」である。
有名な「明野サンフラワーフェス」のイベントはコロナ禍のため今年は中止。
だが、会場の一部でサンフィニティ(ミニひまわり)が開花中との事なので、テニスコートから数分の場所にある「農村公園」へと向かった。
9時50分前には駐車場着。駐車スペースの3分の1位は車が埋まっていただろうか?
スペースの広さに比べれば見学客は「三密」とは程遠い状況なので、我が社の「非常事態宣言」の諸規則に照らし合わせてもまったく問題なし。
ミニひまわりは、ほぼ満開の状態(ちょっとピークは過ぎているかな?)で社主さまもご満足。
ただし私は、電線と、かなり大きな声で会話する人が多い事にいつものようにイラッとした。
この時代「花は黙って観賞するのがマナー」なんだよ!
そんな不満はあったものの、約30分間、ひまわり畑の散策と現地農産物の買い物を楽しんだ。
次なるおもてなしは「アニメ スーパーカブの聖地巡礼」である。
ヒロイン小熊ちゃんのお友達「恵庭 椎(しい)」ちゃんの自宅カフェ「BEURRE」のモデルとなったベーカリー「バックハウス インノ(Backhaus inno)」さんへ向かった。
お店に着いたのは10時半過ぎ。
駐車場はほぼ満車で、店内には4名まで入店可能とのこと。
パンを買うのは社主さまに任せて、私はお店の周りの様子を眺めながら写真撮影。
うん、間違いなく「椎ちゃんのお家」だな。
アニメにはまったく興味のない社主さまも「スーパーカブ」だけは別である。
私に劣らない大ファンなので、買い物を終えた後は「しいちゃんのお店だわ~」なんて言いながら、喜んで写真を撮っていた。
バックハウス インノさんは元々が「有名店」。
八ヶ岳界隈の名の通ったベーカリーはどこも美味だし、お店の「こだわり」もはっきりしている。
こちらのお店はハード系のパンのファンが多いようだが、私的には「カボチャのシフォン」がフカフカしていてとても美味しかったな…
10時50分にインノさんを発って帰路へ。
途中、オフィスから3~4分の場所にある「鹿の湯」に立ち寄った。
今日は「8月8日(八峯苑の日)」。富士見町民や富士見高原別荘管理組合の加入者が、通常7,000円の鹿の湯入浴チケット(11回分)を5,000円で購入できる「特別な日」なのである。
現在、我が社の「非常事態宣言」発令下で、外食に加えて温泉通いも自粛中であるが、8月11日には解除する。
コロナ禍の影響で「鹿の湯通い」が減って、今年の2月23日(富士見の日)に購入したチケットがまだ丸々1セット以上残っていたが、今日も4セット(44回分・2万円)を購入。
八ヶ岳ライフにおいては「温泉通い」を楽しまなくては、やっぱり「粋(イキ)」じゃないな…
チケット購入のついでにカフェ「モンテチェルボ」に寄って「ローストビーフ弁当」と今日の日替わり弁当(ヘルシー弁当)を購入。
八ヶ岳界隈での外食自粛も11日に解禁予定だ。
ワクチン2回接種を終えたのだから、生活行動(様式)をしっかりと変えて行かなければ、リスクテイクした意味が無いと、私は考えている。
でもテイクアウト・ライフにもすっかり馴染んできたので、これからも「美味しいお弁当」は積極的に探しに行くつもりだ。
オフィスに戻ったのは11時28分。
社主さまが11時30分から放映予定の「女子バスケットボール決勝戦」までには戻りたいとの希望であったので、それに合わせての「お持てなし半日ドライブ」だったのだ。
我ながらプランの綿密性と運転時間の正確性は完璧に近いな…
零細企業経営者には、そんな特性(特技)が求められるのである!
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