平日であろうと、講演や〆切りの迫った仕事がない限りは「朝起きた時の気分次第」で、Holiday化出来るのが「零細企業経営者の特権」である。
そうなってくると、休日・祭日と平日の境界線がどんどん曖昧になってくる。
会社設立以来8年半程そんな生活を続けてきたので、もう境界線はほとんどなくなったような気がする。
祭日や振替休日の類にも興味がなくなって、先日もオフライン講演のリスケジュールに8月9日をオファーしてしまい、祝日移動に伴う振替休日である事を先方に指摘されて初めて知った。
カレンダーにはそんな事刷ってないぞ!
私に断りもなしに勝手に祝日を移動してしまうなんて「日本政府」はひどいと思う。
まあ、世相に疎くなった私に非があるのだが…
そんな私が、1週間の内で「ちょっと思い入れのある曜日」が「土曜日」、それも午後1時位までの時間帯だ。
今日は、正にその「土曜日」。
土曜日の午前中は、マシンウォーキングと朝食を終えた後、金融誌・経済誌以外の雑誌類のチェックからスタートする。
そのほとんどが「電子版」だが、一昨日にBE-PALの「紙版」が届いていたので封を開けた。
9月号の附録は「バンブーカッティングボード」。
ああ、これ「お外BBQ」にちょうどイイな。
BE-PALの附録は八ヶ岳ライフの「即戦力」になるものが多く、ハズレはほとんどない。
本誌の特集は「アウトドア派の自宅改造術」。
面白そうなテーマだなと思い、早速パラパラと目を通した。
「な~んだ。この程度か…」
我が社のオフィスである2棟目のログハウスをセルフビルドして以来、他人のDIY作品やリフォームの類を見てもほとんど感心・感動する事はなくなった。
それ程、身体的にも精神的にも私にとって「偉業かつ苦行」だったのだ。
そして、9時45分からはNHKの朝ドラ「おかえりモネ」の再放送の通し視聴をする。
東京に舞台を移す事になった時点で、朝ドラの宿命とは言え「やっぱりヒロインが東京に出ていくのかよ。時代の流れに逆行じゃないか…」と失望した。
だが、東京編でいきなり「今田美桜」さんがウェザーキャスター役で登場した事により評価は一変。
現在「広瀬すず」さんの次にお気に入りの女優さんだったので、逆に毎朝がより楽しみになった。
還暦間近のオッサンとは、そういうものなのである…
再放送の通し視聴終了は午前11時。
次の「土曜日の朝のルーティン」までちょうど1時間の空き時間があった。
今日は、庭に出てちょっと作業。
ホスタさんの一部を移植したり(ホスタはタフなので真夏のこの時期でも大丈夫)、お庭の焚き火台とBBQ台の「灰受けプレート」を新しいものに交換。
取り寄せしてあったピザプレートを耐熱塗装するだけなので、時間的にもコスト的にも正に「軽作業」である。
ふと、枕木テラスに置いてある「4個のスチールホイール(鉄チン)」に目が止まった。
現在、連日大活躍中の「焚き火台」と「BBQ台」が使用不能になった場合の予備として「タイヤガーデン ピットイン富士見」さんから追加で貰ったものだ。
だが、鉄チンは予想以上にタフで、当分は予備用の出番は無さそうである。
何かDIY出来ないかな? なんて思わず考えてしまった。
そうこうする内に正午数分前になった。
正午からはBS TBSの「関口宏のもう一度!近現代史」を視聴するのが私の嗜みだ。
今日は第92回「昭和19年レイテ沖海戦・神風特別攻撃隊」。
この番組は我が国の「大政奉還」以降の歴史を学び直す上で「素晴らしく良質な番組」である。
2019年10月の第1回放送から欠かさず視聴(時々は録画視聴だが…)しており、この番組が終わる午後1時前に「土曜日の朝」は区切りを迎える。
今日は、放送が終わって1~2分もすると、朝からテニスに出掛けていた社主さまがD4で帰ってきた。
朝9時前にオフィスを発って、武川テニスコートでタップリとテニスを楽しんだようだ。
この暑さの中、テニスを3時間近くも続けるなんて「鉄人」である。
だが、さすがの社主さまも、ちょっとバテたようで、今日の昼食は「お外ランチ」ではなく本宅ダイニングで「カレーうどん」。
八ヶ岳界隈では7月9日の「草笛」でのランチを最後に「完全外食自粛中」。もう丸1ヵ月になるんだ…
その後の、コロナ感染者数のオーバー・シュートの状況を考えれば、今回も判断が正しかったと確信している。
こうして、私にとって「ちょっと特別な土曜日の朝」は終わった。
さあ、我が社独自の「非常事態宣言解除」まで残すところ3日半だ!