八ヶ岳 「夏の昼下がりの嗜み」—ハンモックと専門書の有意義な時間

この時期の八ヶ岳オフィスにおける「昼下がりの最大の楽しみ」は「ハンモックに揺られての読書」である。

仕事の一環でもあるので「嗜み」という表現の方が、お洒落かもしれない。

ハンモックは「メキシカンハンモック」でなくちゃ粋じゃない。

柔らかく繊細な身体を覆うフィット感。そして何よりも涼しいからだ。

メキシカンハンモックは、ひたすら繊細で柔らかく優しい。そして何より「涼しい」のだ!

色はオフィスを取り巻く森林にマッチする「グリーンのグラデーション」。

そして、窓もドアも全部開け放つ。

今日の午後1時前の室温は25.3℃。決して暑くはないが、傍らにDysonのクールファンを置いて、優しい風を送ってもらう事にしよう!

BGMは何にしようか? Alexaに Secret Gardenの曲をお任せ再生してもらう事に決~めた。

昼下がりの読書は「専門書」でなくっちゃ。

昨日、ちょうど1冊読み終えたところなので、さあ何を選ぼうか と書棚の前に立つ。

さあって、今日はこの書棚コーナーから読む本を選ぶとするか…

手に取ったのは「日米地域銀行の存続と再編」なる本。2年程前に購入して1回サラッと読んだ以来だな…

「専門書」を読む時は、本のサイズ毎に、これも「グリーン」の革製カバーで包むのが私の仕来りだ。

今日の「専門書」はこれに決定だ! 専門書用の専用読書カバーを纏わせるのも私の仕来りだ。

ああっ、ちょうどピッタリのサイズがあったぞ。

さて、ハンモックに包まれるとするか。

身体的なバランス能力に欠陥がある私は、かつてハンモックに乗ろうとした時にバランスを崩してフロアに落下した事がある。

だから、慎重に、慎重に… うん、今日は上手く乗れたぞ。

オフィス内のハンモックの設置場所は2通りある。今日はロフト側を足とするポジションを選択した。

ハンモックに軽く揺られながら、読書開始だ。

私がハンモックに揺られる動画をアップしようと思ったのだが、「セイウチやトドが漁網に絡まって身動きとれない映像」と勘違いされたら厄介だなと思い直した。

「海獣虐待映像」として話題になるのは本意ではない。

仕方ないや。クッションくん達に代役をお願いする事にしよう。↓

やがて、まるで深い森の中に吸い込まれるかのように意識が遠のいて行く…

目が覚めたら午後2時10分を回っていた。不覚にも1時間以上も昼寝をしてしまった。

「今日は」ではなく「今日も」だが…

しっかりした「専門書」を選んだ意味があったな!

寝入る前に読んでいたページに指が挟んであった。

はしがきを読み終えて「謝辞」に移ったところで眠ってしまったようだ。

今日の読了ページ数は7ページ。全部で526ページの本なので、あと74回ハンモックに揺られれば読み終わる計算だ。

八ヶ岳オフィスにおける「昼下がり」は、こんな感じにひたすら「優雅」だ。

だが、生産性に関しては…

そんな無粋な事を考えちゃいけない!