束の間の青空と小さな満足感—「鳥・忌避王」配備完了!

昨日の午前中、八ヶ岳 富士見高原には「久々」の青空が広がった。

朝から強い陽射しが八ヶ岳の敷地内に降り注いだ。こんなの何日ぶりかな?
八ヶ岳の庭には早朝から朝日が降り注ぎ、雲はあるものの八ヶ岳ブルーの空が広がる。庭の樹木が待ち焦がれていた太陽に大喜びしているのがわかる!

「待望」の青空であったが、結果的には「束の間」の青空となった。

八ヶ岳ライフは今年で22年目。

いつの間にか「八ヶ岳ブルーの空が広がり、標高1,300mの高原を吹く風はカラッと爽やか」である事が当たり前になっていたような気がする。

今年の異例とも言える「梅雨の長雨」は「青空のありがたさ」を思い出させてくれたように思う。

オフィスの上には八ヶ岳ブルーの空が広がる。こんなの「当たり前」だと思い込んでいたのだが、今年の「長雨の梅雨」は「太陽のありがたさ」を再認識させてくれた。

さあ、この貴重な時間に何をしようか?

通常であれば「庭仕事の予定表」のようなものがあるのだが、今回はあまりにも雨の日が続き過ぎたために、もうそんなものは組めなくなっていた。

それに不安定な天気なので、時間を要する作業や電動工具や塗料を使う作業は無理そうだ。

何か「端切れ系の作業」はなかったかな?

ああ、そうだ。草津トリップ中に「鳥・忌避王」が届いていたんだ。

メインウッドデッキのブルーベリー・スペースに吊るす事にしよう。

「鳥・忌避王」は、果樹や農作物の害鳥対策商品(通常兵器)。

注文していた「鳥・忌避王」が届いた。1袋2パック入りが、このパッケージに計3袋。5,000円強とそれなりのお値段だ。1年に1袋使うので3年分。今回が2回目の購入である。

天然ヒトデに含まれるサポニン・テルペン等の成分が、害鳥の嗅覚を麻痺させ「忌避効果」を発するという。

1袋で半径3~5mの有効範囲をカバーして、有効期間は3ヵ月。

これから熟す期間を迎えるブルーベリーさん達を「害鳥」の被害から守るために「トリグラフ防衛技研」が今年も導入・配備を正式決定したのだ。

ブルベリーさん達はこれから熟す期間を迎える。標高1,300mの地では、植物の生育は低地よりも遅れて進むのだ。

おそらく今年で4年目だったと思う。

「害鳥」としては、カラス、ハト、スズメ、ヒヨドリ、コウモリ等が例示されているが、そもそも「害鳥」とそうでない「野鳥」の区別 及び それぞれへの効果は曖昧だ。

但し、私が「最大の脅威」として想定している「ヒヨドリ」に関しては、何となく効果がありそうな手応えを感じている(その程度)。

ちなみに、「カラ系」の野鳥さん達は「鳥・忌避王」を吊るしても普通に寄ってくる(ブルベリーへの食害はないようだ)。

昨年の「収穫期」には、お得意の「100均部材」を加工して簡単な「防鳥ネット」を張ってブルーベリーさん達を守った。

今年もネットを張るまでの「繋ぎの防衛手段」なのである。

シルバーカラーの袋の封を切る。中には、黄色い不織布に包まれた鳥・忌避王が2パック入っている。

シルバーの密閉袋に黄色い不織布に包まれた「鳥・忌避王」が2袋入っている。封を開けた習慣に「癖のある臭い」が拡散。こりゃ、私も忌避するよな…

特有の「強烈ではないが表現しがたい嫌な臭い」が漂う。こりゃ、人間も忌避するよな。

だが、昆虫はこの臭いが好きなようで、30分も吊すと蟻や小型の甲虫類が寄ってくるのだ。

メインウッドデッキのブルーベリー・スペースがカバーできるような位置に吊した。

中央では「ぶっき~ちゃん」が睨みを利かせている。

ぶっき~ちゃんをセンターに財産区林側と本宅側に2袋の「鳥・忌避王」を吊るして、ブルーベリーさん達の当面の防衛網は完成。

私は、ぶっき~ちゃんが愛らしくて仕方ないのだが、社主さまは「見かけ倒しの役立たず」扱いをする。

彼の「セールスポイント」である「頭部の動き」が期待していた程には、無いからだ。

確かに、頭部が重過ぎて相当の強風でも無い限り「不動のぶっき~ちゃん」である。

私は「ぶっき~ちゃん」をとても気に入っている。だが、社主さまが指摘するように、頭部が重過ぎて多少の風では動きはしない。

彼の名誉挽回のために、少しの風でもヒラヒラと動く「飾り」を付けてやる事にした。

ぶっき~ちゃんの後頭部に飾りを付けた。これなら弱い風でもヒラヒラと動き、多少は野鳥の警戒感が増すかもしれない。所詮は「気休め」だが…

これにて、ブルベリーさん達を守る「ぶっき~ちゃんとヒトデの仲間達」が完成\^^/

束の間の青空の下での「小さな満足感」に浸った。