八ヶ岳をしばし離れて 1日目—人混みのない「湯畑」

今回の八ヶ岳滞在中は、「雨の日」が異例の長さで続いたため、平日も土日も関係なく仕事を続けてきた。

さすがにリフレッシュが必要と考えて、八ヶ岳を拠点に1泊2日で社主さまとちょっと出掛ける事にした。

ちょうど保有するリゾート会員権の草津の施設で空きがあったので、今日から八ヶ岳をしばし離れて「草津温泉トリップ」へ。

細かい訪問先等は事前に一切決めずに、草津トリップの際の「ルーティン」のみを雨の中、粛々と決行する事にした。

最初は「佐久の草笛」でのランチ。11時の開店の10分程前に到着。

佐久の草笛さんに到着したのは開店の10分程前。珍しく、開店待ちのお客さんはいなかった。

開店前に「待ち」のお客さんが数人はいるだろうと予想していたのだが、私達が1組目。

これまで「草笛」は何回となく訪れているが、初の「一番乗り」を経験。

草笛さんの店舗内にお客さんがいない光景は「初体験」。一番乗りだから当たり前か…

開店後10分もするとお客さんが続々と来店してきたが、これまで経験してきた程の混雑ぶりではなかったかな?

だが私は、兎に角「行列待ち」の類が大嫌いなので、気分爽快!

私が「草笛」さんで注文するお蕎麦は「ざるそばの中盛り」と決まっている。
天麩羅の盛り合わせは1皿を社主さまとシェア。お蕎麦がボリュームあるので、何とか食べ切れたという感じだ。

大好物の「草笛のお蕎麦」もいつも以上に美味しく感じられた。

次のルーティンは「軽井沢アウトレット」への立ち寄りだ。

社主さまによると7月1日~19日が「夏のビッグバーゲン」期間との事だったので、平日でもそれなりに混んでいるだろうと予想していたのだが、結果は見事な「肩透かし」。

さすがに、小淵沢アウトレットのような閑散ぶりではなかったが、大きなスーツケースをゴロゴロさせて我が物顔でのし歩く「外国人観光客」は、当然ながら「絶滅危惧種」状態。

L.L.BeanやEDDIE BAUER等、アウトドア系のショップが並ぶエリアはこんな感じに閑散。平日とは言え、軽井沢アウトレットとは思えない光景だった。

お客さんが日本人だけだと、こんな感じなのだろう。

印象に残っているのはアウトレットの敷地内を覆っていた「濃い霧」だけかな…

信じられないかもしれないが、軽井沢アウトレット内の池を写した写真。今日は「濃い霧」の印象しか残っていない。

軽井沢以上に外国人観光客比率が高かったように思える「御殿場のアウトレット」はどんな状況になっているんだろうか?

目的地の草津温泉に着いた後は、まずは「湯畑」を訪れて足湯に浸かり、「やまびこ温泉まんじゅう」の「あげまんじゅう」を頬張る。

その後は、温泉街の商店通りをぶらぶらと散策し、最後に「寺子屋本舗」でお好みの手焼き煎餅を買うというのがお決まりパターン。

だが、湯畑周辺の観光客が本当に少なく、閑散としている事にまず驚いた。

湯畑がこんなに閑散としているなんて初めての経験だ。
「湯畑」だけは、やっぱり賑わっていて欲しかったな…
いつもは湯畑を取り巻く観光客がギッシリなのだが、今日は好きなアングルで写真を自由に取り放題。

続いて、やまびこ温泉まんじゅうが昨日と今日は休業である事を知る。

落胆… こんな事初めてだ!

ガ~ン 揚げ饅頭が超お気に入りの「やまびこ温泉まんじゅう」さんが休業日だった。こんなの初めてだぞ!
草津温泉ってかなり高度が高い印象があるんのだが、八ヶ岳オフィスよりも150mは標高が低いのだ!

商店通りも人は少ない。雨も降ってきたので、温泉街の散策は早々に切り上げて寺子屋本舗に向かう。

温泉街の商店通りもお客さんは疎らだった…

お店の方に「今日は特別にお客さんが少ないんですか?」と尋ねると「最近の平日はこんな感じなのよ。休日はもう少し賑わうんだけどね。」との事。

「寺子屋本舗」さんは、いつも通りに営業中。
今日はどの手焼き煎餅にしようかな…

そうなんだ…

過去、最も短い滞在時間で湯畑を後にした。

D4を置いた駐車場に歩きながら「今日は平日だから、どこもこんなにお客さんが少ないんだね。」と社主さまに話し掛けた。

すると「何を言っているの。私達が草津に来るのは、いつも混雑を避けて平日だったでしょう!」との言葉。

ああっ、そうだった。

COVID-19 が観光地にいかに大きな影響を及ぼしているかを再認識した1日だった。

大嫌いな「人混み」「行列待ち」が無いのは嬉しいんだが、さすがにちょっと寂しいな…