週末「晴遊雨働」の6月ルールに従って、今日は日曜日だが朝からオフィスでデスクワーク。
明確に「雨」という程の悪天候ではないのだが、出歩いたり庭仕事をする気が起きない、ちょっと陰鬱な感じの天気だった。
朝から複数の草刈り機のエンジン音が鉢巻道路方面で響いていた。恒例の「地区総出の草刈り作業」のようだ。
これまで参加するよう声が掛かった事がないので詳細は不明なのだが、少なくとも春と秋の2回は、地元の方達がもの凄い数の軽トラックと共に鉢巻道路に集合する。
そして、あっと言う間に鉢巻道路沿いのグリーンベルトの草刈り作業をし、お昼前には何事もなかったように撤収してしまうのだ。
手際の良さには、毎回、感動を覚える。そして、この大草刈り作業が、我が家にも「草刈りシーズン」が到来した事を告げるシグナルとなるのだ。
今日は、午前10時を回った頃から、だんだんと草刈機のエンジン音が少なく、そして、小さくなっていった。
そろそろ作業も終盤戦で、鉢巻道路を走行しても迷惑にならないかな? そう判断して、10時半少し前にD4で小淵沢ICのコンビニに買い物に出掛ける事にした。
私の予想通り、作業を終えて、軽トラを駐車してあるヨドバシカメラ富士見高原研修センターの駐車場に向けて歩く人達が多数いた。
ヨドバシカメラの駐車場には、パッと見た感じでは、まだ30台程の軽トラがズラッと並んでいた。作業参加者全体が乗ってきた軽トラの数は、この何倍にもなるだろう。
鹿の湯のちょっと手前では草刈り作業中で、交通整理をしている警察官の姿もあった。
「本当にご苦労様です。」と呟いて、その場を通り過ぎた。
コンビニでの買い物を終えて再び鉢巻道路を走行。もう草刈り作業をしている人は1人もいなかった。
コンビニに向かった時から20分程しか経過していないのに、見事にスマートな撤収だな。
ヨドバシカメラ研修センターの前を通りかかったのは10時50分頃。
まだ軽トラは10台程の残っていたので、どんな「解散の仕方」なのかを、駐車上の端っこから観察してみる事にした。
「集団(グループ)の長」みたいな人の「今日はご苦労様でした。….」なんて挨拶でもあるのかなと思っていたのだが、ほとんどの人が淡々黙々と片付け作業をして、三々五々帰って行く。
その際に、挨拶を交わしているのは遠目にもわかるのだが、ノンビリと話し込んでいるような人は、ほとんど見当たらない。
なんかサラッとしていて、本当にイイ感じだな…
私は「セレモニーの挨拶」の類が「人混み・行列待ち・渋滞」に負けない位に嫌いだ。
と言うか、そもそも、何ちゃら「式」とか何とか「会」とかいう名目で、やたらと人が集まるのが、兎に角、苦手である。
ゆえに「諏訪人のサラッと感(素っ気なさ)」を几帳面さや礼儀正しさと同様、本当に心地良く感じる。
きっと無駄な事にエネルギーを使わずに蓄えて「御柱祭」で一気に解放するんだろうな… なんて、勝手に想像してしまった。
その後は、パワポ資料の作成に没頭し、午後5時過ぎに「雨働」は一段落。
ちょうど雨も上がっていたので、恒例の敷地内散策をした。
昨日の今日なので大した変化はなかったが、ニセアカシアの開花が本格的に始まっていた(昨日は「前夜」だったようだ)。
今日の仕事はもう終わったので、今年2回目の「蜂の巣駆除」でもしよう!
蜂用の殺虫剤「マグナムジェット」を片手に、本宅とオフィスの周囲を丹念にチェック。
前回滞在中に、獰猛なキイロスズメバチを頻繁に目にしたので、この時期に先制攻撃を仕掛けようと目論んだのだが、残念ながら(幸いかな?)それらしき巣はなかった。
結局、本宅の軒下にアシナガバチの巣を1個見つけてすぐに駆除。
「人間の都合で蜂を殺生するのだから、せめて丁寧に観察して勉強・記録しよう!」というのが、私の仕来りである。
まあでも、ちょっと偏執的で良い趣味ではないかもしれないな…
それにしても、キイロスズメバチが意外な場所に巣を作り始めているような「嫌な予感」が拭えないな…
夜の「焚き火」は、2X4のガーデンファニチャーが雨で濡れていたので、今日は見送り。
そうだ、雨で1日太陽光充電できなかったが「トリグラフ護衛隊群」はちゃんと作動するだろうか?
午後8時前に、自分が「謎の害獣」になった気分で、護衛隊群の「ホスタさん防衛エリア」に侵入した。
まあ、見事に光・振動・音で威嚇してくる。
音は、私の耳には聴覚検査の時のようにピィ~と微かに聞こえる程度なのだが、小動物には「大音量」となるらしい(ちょっと疑わしいが、マニュアルにそう書いてあった)。
しかし、こんな狭いエリアに5台も害獣撃退器を設置するなんて、置いた奴は「パラノイア」かよ? あ~あ、こいつら本当にウザいな!
よく考えたら、設置したのは「私」だった…