八ヶ岳の敷地が狭くなっていく季節—4日半ぶりの出社

今日は八ヶ岳オフィスへの「出社日」だ。今回の自宅滞在期間は4日半。

プライベートでは予定していた事をすべて終える事が出来たが、ビジネスではリスケ案件がいくつか出来てしまい、採点すると60点程度のやや中途半端な自宅滞在期間となってしまった。

せめて、今朝の出社は計画通りに気持ちの良いものにしたいなと願いつつ、午前6時35分に新百合が丘自宅をD4で発った。

今日は途中で給油の必要があったので、通勤目標時間は「2時間」と設定。

府中スマートICまでの一般道は予想以上に車が少なかった。「2時間通勤楽勝だな。」 なんて呟きながら中央道に入ろうとしたら「府中⇒日野BS 渋滞5km」の表示が現れた。

幸い、完全に車が止まるような渋滞ではなく流れてはいたのだが、通常時の通勤と比較すると八王子料金所まで7~8分は余計に時間を要したように思う。

チェッ、やっぱり土曜日の朝の通勤はダメだな! 「人混み・行列待ち・渋滞」は私が最も忌み嫌う3点セットなのである。

途中、小仏トンネル手前でも軽い渋滞に巻き込まれ、結局、オフィス着は8時39分。

チェっ、渋滞もどきのせいで、通勤に2時間4分も要してしまった。外気温は14℃。「涼しい」という言葉がピッタリだな…

給油のタイムロスもあったとは言え「2時間内通勤」の目標を4分も超過してしまった。チッ、気分悪いな…

出社時の八ヶ岳 富士見高原の天気は「曇り」。D4の外気温計は14℃を表示していた。

自宅帰宅時のウンザリするような「暑さ」とは別世界であり、ちょっと気分が和む。

給油後の平均燃費は7.6km。まあ、こんなもんだろう。

ホスタさん達が無事なのは、事前にライブカメラで確認済みだ。

ホスタさん達が皆、無事である事は今朝もライブカメラで確認済みだった。

荷物の積み下ろしを終えた後に、敷地内を異常がないかの確認を兼ねて散策。

まずは、2本植えてある「ヤマボウシ」の開花が始まった事が目を引いた。

白いヤマボウシも美しいが、私は敷地内に地味目のピンク系の色が欲しくて、オフィスとメインウッドデッキの脇に2本植えた。
こちらが最初に植えたメインウッドデッキ脇のヤマボウシ。元々は、現在オフィスが建つ場所に植えたのだが、オフィスセルフビルドの際に移植したのだ。

たった4日半の留守だったので、これ以外に大した変化はないだろうと予想していたのだが、敷地西側の端に植えたニセアカシア(ハリエンジュ)の開花が始まろうとしていた。もうそんな時期か…

樹高50cm程の苗木を買ってきてm敷地西端のシンボルツリーとして植えたニセアカシアはもう樹高が3m程に育った。黄色い花との解説(プレート付き)で買ったのだが、パープルの鮮やかな花を咲かせた時には驚いた。

財産区林と我が家の敷地の境界付近では、群生する「マルバウツギ」と「ジシバリ」がやはり一斉に開花。

マルバウツギは、財産区林の大規模間伐後数年してから、群生するようになった。白い花は割と綺麗で好きだ。
ジシバリ(地縛り)の群生が目立つようになったのは、ここ3~4年の事である。特に好きな花ではないが、害もないので放っておいたら、徐々に存在感を高めてきた。

そして、財産区林に足を踏み込めば宿敵「タケニグサ」の茎が凄い勢いで伸び始めていた。今年も基本戦略は「分断戦」で臨む事としよう。

我が宿敵「タケニグサ(チャンバギク)」は、茎の長さ50~60cm程度の株が財産区林内に無数に出ていた。今年は2年目となる「分断戦」で臨み、メインウッドデッキから離れた場所にある株は「放置」する事に決めた。

庭の散策を終えてメインウッドデッキに戻る。

昨年から「守られる立場」から「恵みを与えてくれる存在」に変わったブルーベリーちゃん達は、どんどん実をならせている。

ブルーベリーは実が大きくなると同時に、その数もどんどん増えている。優等生だ!

そうだ、昨年は実を付けなかった「カリンちゃん」はどうだろうか?

今年はかつてない程に多くの花を咲かせてくれたので、実を10個位はならせてくれるのじゃないかと期待しているのだが、前回滞在時には実の膨らみが確認できなかったのである。

今日はどうかな?  枝を丁寧に観察したら、上部の方に4個確までは認できた。

今年はカリンの実が4個目視できた。10個は期待していたんだが… 今は亡き愛犬「カリン」にちなんで植えた木なのでとても大切にしている。そして過大な期待もなるべく抱かないようにしてきた。「犬の方のカリン」もそんな感じで接してきたからだ。

う~ん、10個は無理でも、2年前の記録2個は更新だな。 今年は、植物が全般的に「花付き」が良いように感じる。

それにしても、八ヶ岳の敷地や森林の「変化の早さ」にはいつも驚かされる。月曜日の朝、八ヶ岳を発った時とは様変わりだ。

毎年、春から夏にかけては木々が生い茂り、我が家の敷地は感覚的には広さが半分位になったように感じて「損をした気分」になる。だが、木々がもたらす森林浴効果の魅力はそれをはるかに大きく上回るのだ…
ちょうど同じようなアングルで撮影した今年の3月13日の写真があった。わずか3ヵ月でこんなに自然環境が変化するのが「八ヶ岳ライフ」の楽しみなのだ!

そして、いつもこの時期は感じるのだ。 出社する度に「我が家の敷地が狭くなっていく」と…