今日は朝の10時を皮切りに、ZOOMとWebexで計3件の講演や勉強会の講師として話した。
トータルの時間は4時間弱。自宅書斎でのオンライン講演としては、今日がこれまでで最長時間になったと思う。
オンライン講演は八ヶ岳オフィスで対応する事を基本としているのだが、今回は東京都の緊急事態宣言発出で、対面講演が急遽、オンラインに切り替わったので「異例の事態」であった。
幸い、仕事周りの環境、特に、ネットやPC関係は、可能な限り自宅書斎と八ヶ岳オフィスを同一に揃えるように当初から設計していたので、不都合も不自由もなかった。
だが、実感したのは、八ヶ岳オフィスと自宅書斎の「主従関係」の入れ替わりである。
元々の「主」は勿論、自宅書斎である。
八ヶ岳オフィスで仕事を始める(開業する)際に、オフィスのデスクの高さを書斎のデスクと同じに揃える、椅子は同一メーカーの同一モデルの色違いにする、WindowsPCについては、同一機種で、キーボード、マウス、ディスプレイ等々、揃えられるものは可能な限り統一した。
意図的に別機種としたのは、複合機とプリンタのみで、自宅書斎は2台ともBrotherなのだが、八ヶ岳オフィスは「地元企業優先」で両方EPSONだ。
だが、八ヶ岳オフィスで仕事をする時間の比重がどんどん高まるに連れて、この関係は完全に逆転。
まあ、広さが自宅書斎はクローゼット込みの6畳程(10㎡)しかないのに対して、オフィスの方は約24畳(40㎡)なので、最適な仕事環境を構築する上での「自由度」が勝負にならない。当然の帰結であったと言えるだろう。
最近では、まずは八ヶ岳オフィスで新たな機器を導入し、書斎が後追いするのが当たり前になってきた。
勿論、後追い出来ないケースもある。ひとつの例がPCのディスプレイだ。
オフィスでLG の34インチの曲面ワイドタイプを導入し、これが最高に使いやすかったので、書斎にも同じものを置こうと考えた。
しかし、オフィスのデスクが幅4mに対して、自宅書斎のデスクは2m弱しかない。書斎のデスク上に局面ワイドディスプレイを置くとかなりの圧迫感があるので、結局、断念した。
こんな事が重なって、現在では「主」が八ヶ岳オフィス、「従」が自宅書斎という関係になっているのだ。
実は、今日の1件目の講演が始まる前にも、自宅書斎で「追随作業」を行った。
前回オフィス滞在時に、キーボードとマウスをLogicoolの「マルチOS&マルチデバイス」対応型に変えた。
要は、Windows、MacOS、iPadOS、Android等の複数機器をボタンひとつで切り替えて使用できるキーボードとマウスなのだが、これが兎に角、便利なのだ。
特に、12.9inchと11inchのiPad Proを公私で使い回している私にとっては、何故これまで導入しなかったかが悔やまれる程、使い勝手がよい。
キーボードはテンキー付きのフルキーボードで小型(幅40cm以下)という私のこだわりも見事に満たしており、近年稀にみる「大当たり」だった。
当然ながら、自宅書斎用もすぐに注文。
iPad Pro用に使うマルチデバイス対応マウスはまだ届いていないのだが、キーボードとPC用の通常(メイン)使用のマウスが昨日配送されたので、今日がデビューとなった。
キー配置にちょっと癖のあるキーボードなので、オフィスと書斎で同じものを使うというのは、やっぱり快適だ。
PC用のマウスもオフィスに揃えたので違和感まったく無し。
ああっ、やっぱり仕事環境を統一すると気持ちがいいな。
今まであまり意識した事はなかったが、With COVID-19の時代というのは「デュアルオフィスの時代」なんだなと感じた。
デュアル & セカンドライフに加えて、デュアルオフィスか…
うん、これって結構、お洒落だな!