自身が「器が小さく、慎重で臆病な性格」である事は十二分に認識している。
COVID-19前の時代には「面倒でつまらない人間」という言葉でバサッと切り捨てられていたような気がする。
だが、With COVID-19時代には、それなりに適合性が有るんじゃないかと最近思えてきた。特に「人混みは悪」なんて風潮は、私にとっては「楽園」だ。
そんな性格の私だから、新芽が出たばかりのホスタさん達を効力が薄れた結界石《改》を撒いただけで放置してきた事が、気掛かりで気掛かりで仕方ない。
それも約30株のホスタさん達に対して、たったバケツ半分の量なので、明らかに防御力不足だ。
加えて、鹿軍団から守らねばならぬニューフェイスもいらっしゃる。阿智村の「花桃の郷」を訪れた際に、花桃の苗木を1本購入してきたのだ。
4年モノの苗木で3,000円で売っていたものを、何故か社主さまが2,000円(税込み)に値引きしてもらったのである(世の中、私と社主さまでは販売価格は別に設定されているようだ)。
オフィスウッドデッキから見下ろせる場所に植えたのだが、買った時点では蕾であったものが、すぐに一斉に開花して、本当に愛らしい。
「桃ちゃん」と呼ぶ事にしたのだが、彼女の防御柵も、冷静に考えるとちょっと脆弱(手薄)である。
気休めにしかならないかもしれないが、ホスタさん達が密集するオフィスエントランス周辺を監視するライブカメラの動体感知感度を最大に設定し、24時間動体感知したら、直ちにGN20Uに通知が届くようにした。
GN20Uで、リモートでカメラから「警告音」を発する操作ができるので、鹿軍団が近づいたら、取り敢えず「音」で追い払おうという作戦である。
オフィスを離れて約40時間。動体感知の通知は14回届いたが、これまでのところは鹿軍団の接近ではなかった。
こんな感じで、レーダーサイトの警戒管制員のような日々を送りながら、追加の「対鹿軍団防衛戦略」もしっかり練っている。
現在の防衛策は「物理的障壁(銀のスカートと100均部材の防御柵)」と「臭い(クレオソート)」の2本柱である。
銀スカートと防御柵に関しては「安価でシンプル」なのだが、何故か効果は絶大で、被害はこれまでのところ皆無だ。
問題は「臭い」の方で、昨年はホスタさん達の開花期後半でかなりの被害にあった。何故だろうか?
改めて、今日の午後、鹿軍団の生態について色々と調べてみたが、要は「慣れ(学習効果)」であるらしい。
確かに「結界石」を用いるようになって8年が経過している。鹿軍団も危険性はないことを学んだのかもしれない。
それに、鹿軍団の進行を食い止めるためには「臭い(嗅覚)」だけでなく「音(聴覚)」や「光(視覚)」を組み合わせた威嚇が効果的である事を知った。
クレオソート以外で鹿軍団が忌避する臭いは「狼の尿(なんか凄いな…)」や「木酢液」であるという。
「音と光」については、赤外線で小動物の接近を感知し、警告する実に様々な機器が販売されている事も判明した。
私が鹿軍団との闘いを本格化させた15年程前はそんな機器あったかな?
Amazonや楽天、モノタロウ等で、使えそうな部材や機器をチェックしていたら、何となく新たな「防衛戦略2021」が浮かび上がってきた。
次回の出社日にはオフィスに届くように、必要な物を注文しておこう!
それにしても、鹿の食害に悩む人って多いんだな。関連したHPが沢山あってビックリした。